強みを見つける、3つの質問 |
「自分の強み」って、何だろう?って、思ったことはありませんか?
人の強みはすぐ見つけられても、「あなたの強みは何ですか?」と聞かれると、なかなか答えられない・・・。
そんな方に、おすすめの3つの質問があります。
ぜひ自分自身に問いかけてみて、強みを見出していきましょう!
①昔から、自然とできてしまうことは何ですか?
・本が好きで、作文や読書感想文が得意だった
・初対面の人とも臆せず話せる
・集団の中にいると、必ず場を仕切る役回りになる
など・・・
小さい頃から、誰に言われなくとも自然とできてしまったことは、ありませんか?
「三つ子の魂百まで」と言われますが、持って生まれたものは他の人にはなかなか真似できないもの。
あなたにとって自然とできてしまうこと・得意なことは、仕事の場においてはどのように発揮できるか?
イメージしてみましょう。
ポイントは、自分のできること・得意なことで、他の人にどのように貢献できるか?ということです。
②キャリア経験や人生経験を通して、後天的に身に付けたものは何ですか?
・人の行動を先読みして、きめ細やかな事前準備ができる
・相手のニーズをヒアリングして整理し、本当に必要なものを提案することができる
・物や人の優れているところをたくさん見つけ出し、それらを最大限にプラスに表現することができる
など・・・
これまでのキャリアや人生を振り返ると、経験を積んでできるようになっていることがたくさんあるはずです。
それを今の仕事に置き換えると、どのような強みになるのか?
ということも、ぜひ考えてみましょう!
もしかしたら、それらを複数掛け合わせると、あなた独自の強みがより見つかりやすくなるかもしれませんね。
③これまで、失敗・苦労して、乗り越えてきたことは何ですか?
実は、過去の一見ネガティブに感じられるような出来事の中にこそ、強みのタネはあります。
失敗して痛い思いをしたからこそ、大切さを実感して人一倍努力を重ねてきた。
苦労して乗り越えてきたからこそ、熟練度が増している。
だからこそ、人よりもできるようになっていること、自分にしかできないこと、になるのです。
私は以前、教育の仕事をしている時に、「おのさんは質問しているようでも、自分の答えを持っていますよね。」という言葉をもらったことがあります。
つまり、相手の思いや考えを引き出すようでありながら、誘導尋問になってしまっていたのですね。
自分では全く無自覚だったので、その時は本当にショックでした。
ですがそれ以降、相手の言葉をジャッジせずにまず聞いてみること、そして言葉の背景も想像しながら引き出すようにすること。
そのうえで、自分の意見を伝え、相手の受け止め方を確認すること。
それらを気を付けるようになりました。
振り返ってみれば、それは今のコーチングやコンサルティングにも活きているんですよね。
そのことを言ってくれた相手には感謝していますし、全ての経験に意味があるなと、今は思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポイントは、得意なことや能力、経験値といったものが
「今にどう活きているか?」 「今後、どう活かしていきたいか?」
という視点を加えることです。
そうすることで、あなたの影響力や他者にとっての価値が生まれていきます。
ぜひ、自分なりに棚卸ししてみてくださいね!