心のブレーキを外すには |
やりたいと思っているのに、なかなか行動に移せない。
「時間がないから」とか、「忙しいから」とか、言い訳を見つけては先延ばし。
それなのに時間ができても、結局行動できない。
そして、そんな自分に自己嫌悪・・・。
こんなこと、ありませんか?
実は、私自身もここ最近、この症状に悩まされていましたが、
自分を分析することで、行動にブレーキがかかる原因と、その対処法が見えてきました。
少しでも参考になればと思うので、ご紹介しますね!
①行動の先の未来に不安がある
「なんとしてもやりたい!実現したい!」
頭ではそう思っていることでも、実は成し遂げた先の未来に不安や恐れがある。
そんな場合、潜在意識(無意識)は正直で、必死に行動を止めようとします。
つまり、「やりたい!」のアクセルと、「やりたくない!」のブレーキを同時に踏んでいる状態ですね。
そうなると、前に進めないのは当然です。
なぜか行動に移せない時には、「それができてしまうことによって、起こる不都合なことやデメリットがないか?」自分に問いかけてみましょう。
もちろん、不都合なことやデメリットが出てきたら、それを回避することも選択の1つです。
でも、望む未来を実現することと、それらを客観的に比較してみた時に、自分は本当はどちらを選びたいのか?自分の心に聞いてみることも大切ですね。
デメリットを乗り越えてでも、実現したい!という意欲が湧いてきたら、不思議と行動に移せるようになるものですよ!
②現状維持のメリットが大きい
①の逆で、現状を維持することによって、得られるメリットが大きいということも考えられます。
例えば、ダイエットをしよう!と思っても、美味しいスイーツを食べれる幸せが勝っている場合、誘惑に打ち勝つことがなかなか難しいですよね。
ダイエットの例でいくと、スイーツを食べる甘美な時間と、夏休みの旅行でお気に入りの水着を着こなしているスリムな自分の姿と。
どちらが本当に大切にしたいことか?自分に質問してみると良いですね。
理想の未来の状態や、その時の感覚・感情などをありありとイメージすることができれば、それが動機となって、自然と行動できるようになるはずです。
イメージングを大切にしてみてくださいね!
③心のエネルギーが、枯渇している
実は、これが自分では一番気づきにくく見落としがちな原因なのですが、一番大きな要素だったりします。
日頃から、他者評価が基準になってしまっていたり、「~しなければならない」「○○した方が良い」などの思考に偏っていると、
自分の心の声に耳を傾けることができなくなり、心のエネルギー不足に陥ってしまうことがあるのです。
人間は、本当に心の底からやりたいと思っていることだと、誰に強制されなくても自ら行動するものですが、
それを無視し続けていると、いつの間にか自分自身の意思も分からなくなってしまうのです。
対処法としては、まず自分の心を満たしてあげることが大切です。
できない自分を責めるのはやめて、まずは心の休息を取りましょう。
一番おすすめなのは、自分の五感が喜ぶことをしてあげることですよ!
リラックスした状況がつくれると、心のセンサーが戻ってきて、自分が本当にやりたいことが見えてくるはずです。
いかがでしたでしょうか?
行動がなかなかできない。
そんな時は心のブレーキになっているものを探り、自分自身をソフトにリードしながら、自分の意思で前に進めるようにしていきたいですね!