アジアで起業~香港編~ |
■流れのままに辿りついてみると・・・
住めば都。 通うも都。
北京大学に行く為に毎月東京からの北京通っていましたが、
1回毎の滞在の内容が濃かったせいか?
まるで北京に住んでいたぐらいの実感がありました。
PM2.5など大気汚染のオンパレードで、色々な点でかなりエキサイティングな
場所ではありましたが、自分の中では思い出深い街の一つ。
よく海外に行きたい方から、
「国はどこに行ったらいいですか?オススメありますか?」
というご質問をよく頂きますが、
もちろん自身の中で行先がハッキリされているのも良いですが、
時には行きたいところを特に決めず、
流れに流されてみて行きつくのも悪くないものだなと思います。
食べ物でいうところの食べず嫌いの可能性もあるかもしれませんから。
どちらかというと、中国はとても行きたい国の一つではなかったのですが、
こうやって毎月通うことで旅行では全然違う視点でこの街を知ることができ、
まさか自分がこんなに北京を満喫するとは思ってもいませんでした。
自ら決めつけるのではなく、新たな可能性や機会を創出するためにも、
時には「感性赴くまま流されてたどり着いた街との出会い」を
大切にしてみるのも時には良い導きになると思います。
改めてこの街で出会った方とのご縁に感謝です。
■北京からの香港
北京で出会った方々とのご縁から、これまた北京の次は香港に向かうとは
全く想像していませんでした。
せっかく北京大学EMBAを通じて中華圏のビジネスを多少なりとも学んだのであれば、
実際何かビジネスとして形にしてみたら?
とのご助言を頂き、
特に何か海外でビジネスプランがあるというわけではなかったのですが、
仲間と一緒に香港でまずは会社設立をすることに・・・。
実際北京に行く前には、香港というキーワードも自分の中には全くなかったですし、
海外で会社設立することも全く考えていませんでしたが、
流れのままに従ってみたら、香港でまた会社を設立している自分がいました。
実際自分で色々調べたり、確認したりして、
会社設立の手続きを行った経験が良かったのか、
想像以上に日本より会社設立がスムーズでとても簡単だったことがよく分かりました。
海外での起業(会社設立)が難しくないということを、
「海外でキャリアを積みたい女性の人たちに伝えたい」と思い、
香港の会社ではそのようなビジネスの提供ができる準備をすることにしました。
(現在は日本の仕事で手が回らないこともありサービスの提供は行っていません)
何事においてもそうですが、結局は自分の経験に勝るものはない。
またそこからでないとアイディアや需要など、実際必要としているものが
リアルに感じられませんからね。
そもそも起業をしたいと強い思いがあって、起業からキャリアをスタートしたわけではなかった。
今振り返ってみると、海外行って留学したからこそ、客観的に日本の現状を見つめ直すことができ、
これからの女性のキャリア、生き方について、
他の国の女性の生き方や働き方を知ることで日本と比較することができました。
当時これからの女性のワークスタイルについて色々考え悩んでいた中、
ニューヨークで自立した女性たちの働き方などを実際に見て
それが潜在意識の中しっかり残っていたのだと思います。
だからこそその当時まだ女性起業ブームは日本で起きてなかったけど、
ワークスタイルとして自分には起業という働き方が一番しっくりきたので、
起業という道に進んだことを思い出しました。
私の中に法則があるとすると、
海外に留学しに行くと、
どうやら会社を設立するというパターンが多いみたいです。
ニューヨークに留学に行った後は、東京で起業。
北京大学EMBAに留学に行った後は、香港で起業経験。
次はどこに留学して、どこで会社を作るのだろうか??笑
このパターンで行けば、個人的にもどこに自分が向かわされるのか
結構楽しみだったりして・・・。
一つ言えることは、
勇気を出して一歩踏み出して新しい世界に行ってみると、
必ず何かしら自分では想像していなかった
新しい扉が開くものだと思います。
ぜひ自分の感性を信じて流されてみると、想像もしていなかった世界が開くかも・・・。