がんばったことを認めよう! |
人にはそれぞれ基準があります。
「これくらいやったから良いだろう」
「こんな程度じゃまだまだだな…」
「そんなにやるなんてムリ〜〜〜」
こういう感覚は、とっても主観的です。
仕事の現場では数値化しておけば良いのかも知れませんが、
数値化しにくいものもあります。
いわゆるデキる人には簡単にできるものが、他の人にはとっても難しかったりします。
「もっとちゃんとやってよね!」
「こんなのやったうちに入んないでしょ!」
そう思いたい気持ちは十分に理解出来ますが、
そういう時にこそ、認めてあげましょう。
「ム〜リ〜〜!」
「そんなことをしたらつけあがる!」
そう感じるかも知れませんが、高い基準を持つ人がムッとしている威圧感は相当なもの(笑)
がんばったところを認めて、さらにこの次の基準に上がっていくためにはどうすれば良いのか?を端的に指導できると、やる気につながります。
「こんなもんで良いや!」と開き直ってしまったのか…
「どうすれば良いのか分からない…」と努力の仕方すら見つけられなかったのか…
いずれの場合でも、認める→次の課題を設定する→認める
というスパイラルは効果的です。
階段は登りはじめると、登り方が分かっていくもの。
そして、人は出来るようになってしまうと、出来なかった頃の自分を忘れてしまうもの。
飲み込みの早い人も遅い人もいます。
飲み込みの早い人は、勝手に成長してくれるので、ちょっと面倒でも飲み込みの遅い人に、ひと手間余分に心を配っておきましょう。
なぜって…それが、のちのち自分の足を引っ張らずにいることにつながるからです。
そして、分かりやすく教えるという行為は、自分の能力を更に高めてくれるからなのです。
奥の手として…
自分がちょっと忙しくって滅入り気味になったり、疲れちゃったなぁ〜〜と思うときは、自分で自分のことを「がんばってるよねぇ〜〜」と励ましたり…
もし、ノリの良いお友達がいるのであれば、一緒に「ガンバってる!!」と言い合うのも元気が出ますよ♪
「ガンバってる」以外に「偉い」「立派」「天才」などなど…
ちょっと笑っちゃうけど、自分がグッと上がる言葉を見つけておくのも楽しいものです。