自分を褒めていますか? |
こんにちは。
子育てママ専門カウンセラーの守屋ひろかです。
突然ですが、皆さんは自分を褒めてあげていますか?
大人になると褒められることって、なかなかないですよね。
でも褒めることってとても大事なんです。
褒めて伸びるのは子どもだけではないんですよね。
できたことはしっかりと褒めて、次のこともがんばる。
そしてまた褒める。
人生はそのくり返しです。
どうやったら自分を褒めることができるのか、今日はそのヒントを3つお届けしたいと思います。
1. できなくても自分を責めない
できなかったとしても、自分を責めないことが大事です。
「こんなこともできないなんて、ダメなお母さん」などと責めてしまう。
そうすると、自分は無意識のうちに落ち込んでしまいます。
そして、それが積み重なると「自分ってなんてダメなんだろう」と自分の存在すら否定するようになってしまいます。
自分を否定された人は、他人のダメなところばかり目について他人のことも否定してしまいます。
これでは人間関係も悪くなってしまいますよね。
このように傷ついた心は、なかなか回復することができません。
子育てをしていると、正直できないことだらけです。
毎日の掃除なんて夢のような話。
だから自分を責める必要なんてないんです。
できなくても「忙しいから仕方ない」「まぁいいか」で過ごしましょう。
2. できていることに目を向ける
そして次に大事なことは、できていることに目を向けることです。
先ほどのように、できなかったことは目につきやすいもの。
だからこそ、意識して「できていること」を探してみてください。
実は「できていること」の方が、はるかに多いんです。
それが見つかったら、自分を褒めてあげましょう。
これは「すごいこと」ではなく「毎日当たり前のようにやっていること」でいいんです。
たとえば、
- お皿を洗った
- 保育園の持ち物を準備した
- ごはんを炊いた
- 家族に「おかえり」と言った
- 子どもの髪を洗ってあげた
- 自分の顔や体にクリームを塗った
- 寝る前に絵本を読んだ
などです。
きっとできているものが1つや2つ、見つかったのではないでしょうか。
褒める回数が多ければ多いほど、自分は喜びます。
ぜひたくさん褒めてみてくださいね。
3. 60点くらいでOK
最後は、なんでも60点くらいを目指せばOKというお話です。
仕事とは違うので、100点や完璧を目指す必要はありません。
だいたいこのくらいできていれば日常に支障がない、そんなレベルで良いと思うのです。
そうすれば、また「できたこと」も増えるので、褒めることもできますよね。
私も過去には「完璧にできていないとできたことにならない」という思い込みがありました。
だから「できなかった」という印象ばかりが強く残ってしまっていました。
でも「60点くらいできれば合格」と自分を許せるようになったら、気持ちがとても軽くなったんです。
そしてできたことが増えて、自分に自信も持てるようになりました。
もし自分に対して厳しい評価をしていたら基準点を見直してみてくださいね。
まとめ
大人も褒めてもらわないと、いじけてしまうんです。
自分のことは、一番身近にいる自分がたくさん褒めてあげましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、3月22日(金)の配信予定です。