大変なときこそ笑って過ごそう |
こんにちは。
子育てママ専門カウンセラーの守屋ひろかです。
年が明けて、あっという間に1ヶ月が経とうとしていますね。
元旦から大きな地震があり、被災地から遠くに住んでいる私たちもとても不安な気持ちになりました。
被害に遭われた方々は大変な状況がつづいています。
一日も早く穏やかな生活が戻ることを祈っています。
お正月から気持ちが落ち着かないまま、育児や仕事、家事に追われている方もたくさんいらっしゃることと思います。
そんなときこそ、笑顔で過ごしてみませんか?
笑顔や笑うことにはたくさんの効果があります。
今日は、その効果と簡単に笑える方法をお伝えしていきます。
笑いの効果
笑いの効果はたくさんあるのですが、代表的なものを3つに分けてご紹介します。
①健康になる
一つ目の効果は「健康になる」こと。
笑うとストレスホルモンは減少し、ナチュラルキラー細胞や免疫物質が活発化して免疫力を高めてくれる効果があります。
実は、笑うことは認知症予防になったり、自然治癒力を高めるとして病院でも取り入れられているほどなんです。
また、笑うと副交感神経が優位になってリラックスできます。
そうすると、呼吸が深くなり身体の中にたくさんの酸素を取り込むことができ血行がよくなります。
血行がよくなると自律神経が整いやすくなると言われています。
自律神経が乱れると、さまざまな生活習慣病を引き起こしてしまうので、血行をよくすることが大事なんですね。
②幸福度が上がる
二つ目の効果は「幸福度が上がる」こと。
笑ったり笑顔になるときは口角が上がった状態です。
この口角をあげるという動作が「うれしい」や「たのしい」という感情を信号にして脳に送っているんです。
つまり口角をあげるだけでも幸せな気持ちになれるんですね。
さらに、いつも笑顔でいると周りの人も笑顔になり、一緒にいて心地よいと感じます。
笑っている人を見ると、思わずこちらも笑ってしまうことってありますよね。
このように周りに良い影響を与える人は人間関係も良好です。
よい人間関係こそ、ストレスの少ない人生になるでしょう。
③勉強や仕事ができる
三つ目の効果は「勉強や仕事ができる」こと。
笑っているときは緊張が和らいでいるので、視野が広くなったり、柔軟な考えをしやすくなります。
そのため、問題を解決する力が高まります。
また原始時代から人は不安を消すために笑っていたそうです。
ママが笑っていることで子どもの不安も解消しリラックスできると、学習能力や記憶力にもよい影響を与えるという実験結果もあります。
逆に「勉強しなさい」と怒ってしまうと子どもの脳は萎縮して視野も狭くなってしまうんですね。
勉強も仕事も笑顔がいいですね。
思わず笑ってしまう3つの方法
とても簡単な笑う方法を3つご紹介しますね。
①とりあえず笑ってみる
もっとも簡単な方法は、とりあえず笑ってみること!
それでいいの?と思うかもしれませんが、行動によって感情が変わるというジェームスランゲ説というものがあります。
たとえば
笑うからたのしい
泣くからかなしい
怒るから腹が立つ
のように。
笑っているうちに楽しくなって、さらに笑ってしまう。
とても簡単ですよね!
②ネガティブな言葉を明るいトーンで
ついついネガティブな言葉を発してしまうことがありますよね。
たとえば
「もうこんな時間だ」
「疲れた」
「面倒くさい」
など。
そんなときには語尾だけでも声のトーンを高くしてみてください。
ちょっと楽しくなりませんか?
③たのしい想像をする
これもいつでもどこでもできる簡単な方法です。
一人のときには
「宝くじが当たったらどうしよう」
「ひとり時間には何のケーキを食べよう」
お子さんとなら
「毎日サンタさんが来たら何もらう?」
「どんなところに行ってみたい?」
一度妄想したら止まらなくなります。
まとめ
笑って周りの人まで幸せにできるって素晴らしいことですよね。
ちょっとつらいなというときも、この簡単な方法でぜひ笑って心も身体も元気になってみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、2月23日(金)の配信予定です。