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植野 由芙子
営業コンサルタント 植野 由芙子

17時までに成果を出したい方へ キャリアアップ 2016-11-07
いざ!と言うときの「土壇場力」

いつも忙しいと言っている人と、時間に余裕がある人の決定的な違いは、いざとなったときに同時に多くのことがこなせる力、すなわち「土壇場力」を持っているかどうかにあります。

 

 1日24時間という時間は、誰にも平等に与えられています。そして個々の仕事のスピードも人によって多少の違いはあれど、決定的な差だとは言えません。

 

 すると、差が出るのは「どれだけ複数の仕事を同時にこなせるのか」ということです。

 

 例えば、仕事の効率がよい人は、訪問した企業から駅まで歩いている時間にテレアポをこなしたり、訪問時間のうちに営業日報とお礼メールを書き上げていたりします。

 

 そのような複数の作業の処理能力が土壇場で活きるからこそ、私は「土壇場力」と呼んで重要視しているのです。

 

そんな土壇場力を身につけるには、どうしたらいいのでしょうか?

 

じつは、「無茶振り」にヒントがあるんです。

 

 土壇場力を身につける唯一の方法は、積極的に仕事を引き受けるということです。自分の担当以外の頼まれ仕事も引き受け、限られた時間の中で終わらせる習慣をつける。

 

 もちろん、最初はキャパオーバーになる危険もありますし、それで残業をしてしまったら本末転倒です。ですから、先述した

 

仕事の期限を具体的に聞く

できない仕事についてもできる部分を探す

 の2つのポイントを意識して、少しずつ自分のキャパを広げていきましょう。

 

 余談ですが、仕事のできる人に仕事が集まるというのは理にかなっています。そういう人には土壇場力があるのを自分も周囲も知っていて、だからどんどん仕事が集まり、それをこなすことでますます土壇場力に磨きがかかるのです。

 

 土壇場力は、経験とともにアップするもの。少しずつでいいので、自分のキャパを広げてみてください。

 


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