「断り上手」でストレスフリーになる3つのポイント |
「断り上手」を目指そう!
人からお願いされると断れずについつい引き受けてしまうこと、ありますよね。
でも頼まれたことが無事終わってからも、なんだか自分の気持ちがモヤモヤしていませんか?
自分の気持ちを押し殺して相手の意向に合わせ過ぎてしまうと、気づかないうちにストレスが溜まってしまいます。
相手はまさかそんなストレスがあるとも知らずに、あなたなら何でも引き受けてくれる!と悪気なく次々に依頼してくることも。
そしてキャパシティオーバーになって引き受けたはずのことが出来なくなると、結果的に相手に迷惑をかけてしまうこともあります。
自分を大切にしながら相手も尊重し、上手にNO!を言えるようになりましょう。
そのための3つのポイントをご紹介します。
①自分の中で絶対に譲れない・守りたいことを明確にする
過去に渋々引き受けてしまい、後悔したり自分を犠牲にしたような感覚があれば、それはなぜか考えてみましょう。
例えば・・・
・定時に切り上げるつもりだったのに、ついつい残業を引き受けてしまった
・休日出勤しなければ終わらない仕事を引き継いでしまい、週末を半分つぶしてしまった
振り返って考えてみると、本当は家族や恋人とのオフタイム・心からリラックスできる休日を過ごしたい!と思っていたのかもしれませんね。
引き受けた時の心の奥のモヤモヤ、ザワザワした感覚を見逃さないことも大切です。
②自分的ボーダーラインを明確にする
①から、どんなに忙しくてもこれだけは譲れない!という自分的ボーダーラインをまず明確にすることが大切です。
例えば・・・
・〇曜日は家族や恋人と過ごすオフタイムを確保する
・週末は気持ちを切り替えるためにも、2日間完全休養する
このようなボーダーラインを自分でも意識しておくと、急なキラーパスにも対応しやすくなり、NOが言いやすくなるはず。
もちろんただ単に自己主張のみを通そうとするのではなく、これを守れるよう例えば仕事の段取りなど、日頃の行動を工夫することも必要です。
自分自身を大切にしながら、相手のことも思いやることで、スムーズなコミュニケーションが生まれます。
③相手も受け取りやすいよう上手に断る
自分が守りたいボーダーラインを明確に持っておき、それを超えそうな依頼を受けたら、「NO!」と一方的に突っぱねるのではなく相手が受け取りやすいよう、伝え方も工夫しましょう。
ここは譲れない、でもここまでならOK!と代替の提案を交えた断り方がおすすめです。
例えば・・・
・今日は予定があるので難しいですが、明日の朝ならこの案件だけは対応可能です。いかがでしょうか?
自分にできる範囲の中で、相手の要望に応えられるような提案があれば、相手も受け容れやすくなりますね。
もしそれでもどうしても無理な時は、誠意をもって謝罪しましょう。
「私がやらなければ無理に違いない」と思っていたことでも、相手が他の人に依頼するなど、意外にうまく回ることも多々あります。
自分の気持ちには正直に、かつ相手に対して誠実に対応すると良いですね。
最後に・・・
自分的ボーダーラインを守って断り上手になると、ストレスが溜まりにくくなり、結果的に仕事のパフォーマンスも上がります。
そして、あなたがいつも一定の基準を持って対応していることが分かると、相手も無茶なお願いはしてこなくなるものです。
自分も相手も気分よくスムーズに仕事ができる「断り上手」を目指しましょう!