赦してほしい!あなたのために… |
こんにちは。心理&カラー、フラワーフォトセラピストの内藤由貴子です。
「赦しとは、踏みにじられたスミレの花が、自分を踏みにじったかかとに放つ香りである。」
作家 マーク・トウェイン の言葉
このマーク・トウェインの言葉を読んでどんなことを感じましたか?
● 赦しと許しは、どう違うのでしょうか
許しは、許可すること。OKを出す感じです。
赦しは、無罪放免、問題だったこともないことにする印象です
スミレの花は、踏みにじられてなお、そのかかとによい香りを放つ。
これは、単なる自己犠牲を超えています。
スミレの紫、ヴァイオレットは、赤と青の混ざった色。紫には黄色い色は混ざっていません。
黄色は、自意識や 自我を表します。ちょっと自分中心に寄ると、エゴの方がピンと来るかもしれません。
ヴァイオレットと黄色は、補色と言って、正反対の色です。
ヴァイオレットはまた、自分を出さない色と言えます。スミレの香りのように利他的です。
クリスマスが近いですが、赦しは、キリストのように、虐げられてもなお愛を与えるイメージにつながります。
● 赦しは 愛
さて、赦しが愛なら、赦すには、まず相手への理解があるはずです。
そのことは、8月のコラム「それは愛を誤解しているからでは?」でお伝えしました。
2年前に私が書いた「モヤモヤから自由になる 3色カラコロジー」の本の中でも赦しを取り上げています。
それは、過干渉の母親に対し、怒りを溜めこみ、母と一緒にいられなくて家を出たとまで言っていた、ある女性の相談でした。
それが起こったのは、その女性が子供の頃、母親がどんな状況に置かれていたのか、お聞きした時でした。
彼女が小さかった頃、父親は忙しく、母は、知り合いもいない孤独な状況で、子育てをしていたのです。そんな中、赤ちゃんとして母親の前に現れた存在は、どんなものだったでしょうか。そこに気付いた時、はっとして彼女は涙を流しました。
母への理解が、愛をもたらしました。それは、怒りが赦しにシフトした瞬間だったのです。
同時に、彼女は長年の怒りから解放されました。
● 常に赦せていない人は誰?
私達は、常にOKを出せない人を抱えています。
それは誰でしょうか?
他ならぬ自分自身です。
その結果、自分を否定し、自分を愛せない状態になります。
セラピーをしていて常日頃、感じることは一つ。
「なぜ人は、こんなに自分を愛することが難しいのだろう?」
● 自分を「赦す」方法
愛が理解なら、自分へ愛を与える方法は、自分を理解することに他なりません。
通常、それは自分と向き合う、内観するという人が多いです。
しかし、それではうまく行かないのです。
今年の9月のコラムでお伝えしましたが、そこには他者とのコミュニケーションが大切です。
人と関わってようやく自分が見えてくる。理解できるのです。
ありのままの自分を見るのは、自分だけでは容易ではありません。
自分を赦すには、自分への理解が必要です。
そこに必要なのは、第一に「愛」。それも無条件に。愛の色は、ピンク。
それを他者との「コミュニケーション」が助けます。色なら ブルー。
この2色が混ざると 紫になります。ヴァイオレットです。
● 紫は最後の色 ありがとうございました
さて、ヴァイオレットは、虹なら最後の色。その先に色は見えなくなります。
季節柄、スミレの花は見つからなかったので、ヴィオラの画像にしました。
このコラム、「あなたのこころの声に耳をすましませんか? 色を知って「私色」を生きる方法」は、
今回で最後になります。
あなたの「私色」、つまりあなたらしく生きていくヒントにしていただけたなら、こんなにうれしいことはありません。
皆さま、2年間の長きに渡り、お読みいただきありがとうございました。
新しい年が、素晴らしいものになりますよう、願っています。
※ 冒頭の言葉は、「色と意味の本」ジュード・スチュアート著(フイルムアート社)より
一般社団法人 フラワーフォトセラピー協会 代表理事
ハーツイーズ 主宰
心理&カラー、フラワーフォトセラピスト
内藤由貴子