美人度を上げるまつげ |
ようやく涼しくなってきましたね。暑さも一段落し、ファッションやメイクを楽しむ余裕が出てきたと思います。メイクといえば、みなさんはメイクをする時にどこに重点を置かれますか。ベースメイク、アイメイク、リップメイク等と種類がありますが、アイメイクに重点を置く方は多いと思います。「肌の綺麗さ」は美人度を上げるのに欠かせないということは言わずもがなですが、アイメイクによって印象が大きく変わるということも同様に重要なものとして認識されています。
目元の印象はなぜこんなにも顔全体の印象を大きく左右するのでしょうか?ほんの少しまつげを伸ばすだけで、顔の印象を簡単に変えることができるからだと考えられます。例えば、お顔のパーツが少し中心によっている顔の方は外側に長くまつげがあると外側の余白が埋まり、小顔効果があります。逆に、目が離れている方は内側のまつげをしっかりと内側にむけると少し中央に向かって余白がなくなるため、引きしまった印象になります。他にも、目が細い方は中央部をしっかりカールして上下にアクセントをつけるとはっきり、ぱっちりした目元になります。まつげのちょっとした向きや長さで顔の印象が大きく変わってしまうのです。
このように重要な目元を魅力的に見せるために、睫毛はより太く、より長く、より濃くあってほしいものです。一方で、目をこする習慣や繰り返すマツエクによる負担、加齢、などで睫毛はダメージを受け、少なく細くなってしまいます。
では、まつげをより印象深くするにはどのようにすればよいのでしょうか。
その方法は①まつげのエクステを付ける、②つけまつげを付ける、③自まつげを伸ばす 大きく分けてこの三つではないでしょうか。それぞれの方法について良し悪しをまとめると以下のようになります。
①マツエク
メリット
+即効性が高い
+希望の長さを自分で選べる
+化粧を落としてもまつげの印象はかわらない
デメリット
−サロンに定期的に通う必要がある
−接着する際に使うグルーでのトラブルの危険性
−化粧を落とす際に注意が必要
②つけまつげ
メリット
+自宅で簡単に装着できる
+市販のまつ毛の種類も豊富であり、華やかなパーティーメイク風、自然な自まつげの
ような自然さ、外側が長い、などなりたいまつげのスタイルを簡単に手に入れられる
+長めに装着することなどで目幅を大きく見せたり、たれ目風にしたり、アレンジの幅
が大きい
デメリット
−装着の際のグルーなどでかぶれることがある
−素顔になったときの落差が大きい
③自まつげを伸ばす
メリット
+自宅で続けられる
+まつげが太くなり、長さもでるので、マスカラののりがよくなり、ナチュラルメイク
が生えるようになる
デメリット
−のびるのに時間がかかる
−人によって伸びる長さに差がある
−外用開始から二週間程度かゆみや赤身がでることがある。
だれもが憧れる長く豊かなまつげですが、実はまつげを長く濃くするお薬があるのはご存知でしょうか。海外では2008年から睫毛貧毛治療薬として認可され使われてきた薬が、2014年に日本でも「グラッシュビスタ」という名前で認可されています。これはあくまで薬なので、医療機関で処方される以外の方法で入手することはできません。このまつげの育毛剤ですが、もともと緑内障の治療薬として使われていたビマトプロストという成分が使われております。
この成分がまつげの「毛包」に作用し、毛周期における成長期を延長することによりまつげの成長を促進させると考えられています。やや高価なのが欠点ですが、目の中に入る可能性など、目の健康を考えるとクリニックで購入できるという点はメリットと考えてもよいかもしれません。
市販されているものにも様々な育毛剤が出ています。値段や効果等、ご自身のライフスタイルに合わせてご自分に合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
実は私もこの一年まつげを伸ばしています。仕事が忙しかったり、育児でなかなか自由な時間が取れなかったりする女性にとって、ホームケアで確実に美しい睫毛が手に入る睫毛の育毛というひと手間を毎日のケアに追加する価値はあると思います。
頬にまつ毛の影が落ちる。視線を落としたときにまつげが頬に落とすその影はとても美しく、女性らしさを象徴するものだと思います。ぜひ毎日のホームケアで素敵なまつげを手に入れてみてくださいね。