過去も未来も変えられる!?? |
未来と自分は変えられるけど、過去と他人は変えられない
そんなフレーズを耳にしたことがある人もいると思います。
でもね…
過去も他人も変えられるんです。
コーチングをしていると、こんな言葉を耳にします。
「〜〜ができたら…」
「○○だったら…」
例えば、このコンプレックスを解消してからじゃないと目標は達成できない!
公的な資格がないから、自分のノウハウを伝えてはいけない!
理想的な家庭環境じゃないから、自分も良い親になれない!
自信がないから婚活できない
みたいな(笑)
でも、結果が出たら原因も解消していることって多いのです。
そして、解消すると次の悩みが出てくるんです。
悩みを解消したら、また次の悩みが出て…
結局は、エンドレス(汗)
そもそも完璧な人間なんて存在しないのですから!
悩みというのは、相対的なものですから「何と比較するのか?」で生まれてきます。
私のコーチングのクライアントさんは東大卒で外資系にお勤めなのに「自信が持てない」と言います。
贅沢な悩みのように見えますが、本人にとっては永年のコンプレックスだったりするのです。
このケースだけでなく、自分の悩みやコンプレックスに目が向いている場合にはコツがあります。
過去に起きた事実を変えることはできませんからね。
そういう場合は「それが解消できたらどうなりますか?」「それを乗り越えたらどうなると思いますか?」
と、解消した先の未来をイメージしていきます。
しかもできるだけ具体的に!
悩みやコンプレックスというのは自分の中の痛みです。
でも、それを解消した先に見える未来というのは痛みではなく喜びからのものに変化していきます。
痛みからの動機は、義務感にまみれていますが喜びからの動機は、喜びや幸福感にあふれています。
喜びや幸福感からの目標が設定できると、人は行動したくなります。
そうすると、モチベーションという言葉に頼らなくっても、自然に行動するようになります。
この状態になると、もう過去の悩みやコンプレックスは気にならなくなります。
それだけでなく、そんな経験が自分のリソース(資源)や強みになっていることに気付くでしょう。
そう、過去への解釈が変わるのです。
同じように、他人への解釈も変化していきます。
起きた事実を不快に感じるのか、喜びに感じるのか…は、自分の解釈です。
大変だった経験があるから…と解釈できれば、全ての経験はリソースになります。
経験も言葉にも「色」をつけるのは、自分です。
不幸や不安の色を付けても、幸福や喜びの色を付けても、同じ時間が流れます。
どんな色をつけて過ごしていきましょうか?