ロールモデルがいなくても |
「社内にロールモデルがいなくて、これでいいのだろうかと悩んでいます・・・」(もやもや・・・)
「いまの自分に納得できていません。これまでの自分や今置かれている状況では、こうなりたいと思う自分になれない気がします・・・」(もやもや・・・)
2・30代の女性から相談を受けることがあります。
私も、憧れの方のブログを読んでは、
「あー・・・、Aさんみたいに、学歴もなければ、実績もないし・・・はあ・・・こんな自分にも、納得できる生活を送れる時がくるのかなあ・・・なりたい自分の1%も達成できていないなあ・・・」(もやもや)
と悩み続けていました(現在でも、もやもやすることはあります・・・)ので、相談してくださる方々の気持ちは痛いほどによく分かります。
多くの諸先輩方は、「ケースバイケースだから、ロールモデルはなかなか見つからないもんだよ。」とアドバイスをくれます。しかし、そのたびに、「は、はい。。。」と、さらにもやもやがつのります。
今は、と言いますと、ロールモデル探しへのもやもやする気持ちががうきうきする気持ちに変わりつつあります。
それは、どのようなタイミングで変わったのかというと、一時、ロールモデル探しで激しくもやもやしたことがありました。自分でもどうしても良いかわからないくらいでした。これではダメだと思い、思考のChangeができるよう、あれこれ思考の整理をしました。
もやもやをうきうきにする思考のChangeのポイントは3つです。
1.「すべてが自分の責任」と思い込む
もやもやをするときは、どっちを選んだらわからない時などです。
そういったときに、諸先輩方にアドバイスをもらっても、「だって、◯◯だから・・・」「だって、それは、◯◯さんだから・・・」と、どこか他人任せで、自らの判断で決定することをさけようとします。
つまり、「だってだって症候群」です。
だってだって症候群から抜け出すためには、たとえ、選択時に諸先輩方からアドバイスをもらったとしても、すべて自分の責任で決断するのです。
そうすると、未来に他人に責任を押し付けたりしないようになり、自分で未来を切り開いていける力が身についていくのです。
2.あほらしいと思える仕事のプロになる
ロールモデルになりやすい仕事は、キラキラした仕事なのではないでしょうか。ですが、みんながこぞってキラキラした仕事をやろうと思うので、なかなか差別化できず埋もれてしまって群をぬけずに、また、モヤモヤしてしまうのです。一方で、人が嫌がるあほらしいと思える仕事を耐えに耐え極めまくると、職人技のような仕事に変身します。そうすると、差別化しやすいので群を抜きやすく、逆にキラキラした仕事への近道になるのです。
3.普段の生活で続けられる容易なことを続けてみる
大きな夢を持つ人ほど、地に足をついていない自分に嫌気がさし、悩みだし、負のスパイラルにハマりもやもやします。そんな時には、前回のコラムでお伝えした、コツコツ力が助けてくれます。すなわち、負のスパイラルに陥らない方法は、毎日、毎週、毎月、どの単位でも、どれだけ容易なことでもいいので、とにかく続けてみる。そうすると、次第にコツコツ力がカタチに現れはじめますので、大きな自信になり、また大きな夢に向かってひた走ろうと思えるようになるのです。
(はじめの第一歩)
この3つを習慣付けてみてください。
周りにロールモデルがいなくても、自分なりの方法で成し遂げちゃえばいいし、社内で女性役員がいなくても、自分が成し遂げちゃえばいいし、いまはなりたい自分でなくても、いずれ自分が成し遂げちゃえばいい!!
そんな風に、もやもやからウキウキに変わっていきます。
今となっては、ロールモデル探しはやめて、ロールモデルになろう!!に変わりました。
子供たちのために明るい社会の基盤をつくれるよう、ロールモデルになっちゃいましょう!!!