苦手な人を切り刻んじゃえ! |
今回からこのコラムを担当することになった矢嶋美由希です♪
これからよろしくお願いします。
さて、このコラムでは自分も…そして周囲にいる人とのコミュニケーションも、
ちょっと得する内容をお伝えしていきます。
さて、第一回目の内容は「苦手な人を切り刻んじゃえ!」
誰にでも苦手な人(はっきり言って嫌いな人)っていますよね?
近くにいるだけで気分が重たくなったり…
近付いてくるだけで身構えたり…
振り向かれただけでビビっちゃったり…
「あの人」さえいなければ、楽しく過ごせるのに~
せっかく盛り上がっていたのに、声が聞こえるだけでテンション下がる~
そんな人が気にならなくなる対処法をお伝えします。
さ、そんな人をどうするのか?というと「切り刻んじゃう」んです。
用意するものは、刃物じゃありません!
紙とペンです(笑)
苦手な人の苦手な部分を紙に書き出していきます。
マインドマップをご存知の方はマインドマップで考えていくと考えやすいでしょう。
マインドマップを知らなくても、考えていくことは可能です。
具体的であれば具体的であるほど良いです。
「存在自体がキライ~~」というのは切り刻んでいないのでNG!
「声の大きさ」
「キツイ顔」
「陰口をいうところ」
などなど、あればあるだけ出していきます。
パソコンで書いた方が修正がしやすくって楽!と思う人もいるかも知れませんが、
誤字があったり、漢字を忘れてひらがなになっちゃっても、やっぱり手書きがおススメです。
なぜなら、身体を動かすことで脳や筋肉に刺激がいくからです。
そうすると、感覚が敏感になるのです。
一度、出し終わったら…
その紙を眺めます。
その人との関係を振り返りつつ、紙に書いてあることを読みなおします。
「たいしたことじゃなかったなぁ~」と思える人もいるかも知れません。
そうしたら、ここで切り刻むことを終わりにしても良いです。
書いた紙は、ぐちゃぐちゃにして丸めるなり…細かく千切るなり…ハサミで切るなり…
好きなように処分しましょう。
ポイントは「今までの嫌なイメージも一緒に処分するような感覚」です。
処分したらスッキリして、苦手意識もなくなってしまっている状態になっていると理想的ですね。
そんなに簡単じゃない!という人には、その先の作業を進めていきます。
嫌いな理由をもっと切り刻んでいきます。
「声の大きさ」だったら「いきなり後ろから呼びつける」
「集中している時に、大笑いする声にビクッとしちゃう」
「こっそりと声をかけたのに、大声で返事をするから気を使った意味がなくなる」
などなど…「どんな風に苦手なのか?」を分解していきます。
「集中している時」だったら、具体的にどんな時に集中しているのか?
それは時間帯なのか、仕事の内容なのか?
どんな気持ちの時なのか?まで分解します。
そうすると意外にも「ここだけは外せないポイント」
「これだけは譲れないツボ」のようなものがおぼろげながらも浮かび上がってくるでしょう。
そこまで分解すると、
「とにかく嫌い!」「超 苦手!!」だった相手に振り回されていた状態から、
自分の感情をコントロールできる状態に変化します。
そうなったら、もう大丈夫!
伝え上手な人は、そんなポイントやツボを上手に伝えて、苦手な人から普通の人、
もしかしたら気の合う人になれちゃいます。
先日も20代の看護婦さんに相談されました。
先輩看護婦さんが苦手なんです。報告しなくっちゃと思うだけで緊張しちゃうんです。
ということでした。
でも、どんなところが苦手なの?と切り刻んでいったら
「O型みたいな図々しさ」ということになりました。
じゃあ、O型の人はみんな図々しいのか?お友達にO型はいないのか?
そして、その人は本当にO型なのか?と考えていったら、
O型だからというよりも…
以前、彼女を叱った看護婦さんと同じような表情をすることがあるから…
なんていう理由だったのです。
そんな理由で苦手意識を持っていたら、本人はもちろん、
苦手だと避けられて警戒されていた先輩看護婦さんも災難みたいなものですよね?(笑)
こうやって冷静に読んでいると笑えるようなことだけど、本人はもちろん真剣です。
自分の苦手意識って、暗闇でうごく影みたいなものなんです。
正体が分からないと、お化けかも~って怖くなるけど、
たまたま空いていた窓に掛かっていたカーテンが揺れているだけ!
と分かった瞬間に、怖いどころか「なぁ~~んだ!」と安心できちゃうんですよね。
ましてや正体がわかったら、自分で窓を閉めることもできるんです。
人間関係の苦手意識をちょっと乗り越えるだけでグッと楽に過ごせるようになりますよ♪
ぜひお試しあれ~~(*^^)v