子どもの進路に悩む方へ |
こんにちは。
子育てママ専門カウンセラーの守屋 宏佳です。
お母さんにとって、子どもの進路については大きな課題ですよね。
今回は、親として子どもと一緒に進路を考える際に意識すると良い点をご紹介します。
1. 子どもの興味や個性を尊重する
親が思い描く理想の進路と、子どもの興味や得意なことが一致しないこともあります。しかし、子どもの個性や興味は、進路を選ぶ上で重要な指標です。次の2つの方法がとても有効です。
観察する: 子どもがどのような活動に喜びを感じるか、どんなことに熱中しているかを日常から観察しましょう。
対話する: 子ども自身が何に興味を持ち、どのような未来を思い描いているのか、定期的に話を聞く時間を作ります。2. 将来の選択肢を広げる
特定の進路に固執せず、さまざまな可能性を考えましょう。例えば、
情報収集: さまざまな職業や進路について親子で一緒に調べてみる。学校や地域の進路説明会などにも参加する。
体験する: インターンシップや見学会、趣味の延長での体験活動を通じて、子どもが実際に興味を持てるかを確かめる。
3. 親の価値観を押し付けない
「こうあるべき」「この進路が一番良い」といった親の価値観が強すぎると、子どもが自分の本心を見失うことがあります。意識するポイントは次の2つです。
子どものペースを大切にする: 子どもの成長や考え方が変わることを受け入れ、時間をかけて進路を決める。
自分の願望を振り返る: 親としての期待が、子ども自身の幸せや未来にどう影響するかを冷静に考える。
4. リスクや現実的な課題も共有する
夢や希望を応援する一方で、現実的な面も話し合うことは大切です。例えば、
・その進路に必要な努力や学費、リスクなどについてオープンに話し合う。
・子どもがそれを乗り越えられるか一緒に考え、支援方法を模索する。
などが考えられます。
5. 進路選びを通じて子どもの自己肯定感を育む
どの進路を選んでも「あなたの選択を信じている」と伝えることで、子どもが自分に自信を持つことができます。失敗した場合も、「それは学びの一環」と捉える姿勢が大切です。
6. 専門家や第三者の意見を取り入れる
学校の先生やキャリアカウンセラー、また同じ悩みを持つ親のコミュニティなどの意見を取り入れると、視野が広がります。特に親子間で意見が合わない場合、第三者の意見が良い橋渡しになることがあります。
7. 柔軟性を持つ
子どもの将来は必ずしも一度決めた進路通りに進むわけではありません。進路を変更することや新しい道を見つけることも含めて、柔軟に対応する姿勢が必要です。
進路選びは親子の絆を深める大切なプロセスです。「子どもと一緒に考える」というスタンスで取り組むことで、より良い選択ができるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。