子どもへの声かけで大切な10のこと |
こんにちは。
子育てママ専門カウンセラーの守屋 宏佳です。
意外かもしれませんが、子どもへの声かけに悩んでいるというご相談をよくいただくんです。
ついつい怒り口調になってしまったり、何回言っても子どもが言うことを聞いてくれなかったり。どう声かけしたらよいのか困っているママさんは多いようです。
今日は声かけのコツを10個お伝えしたいと思います。
1.ポジティブな言葉を使う
「ダメ!」と言うのではなく、「走ると危ないから歩こうね!」といったポジティブな声かけが大切です。言葉は自分に返ってくるので、言葉を発する大人の方もポジティブになれます。
2.具体的に伝える
抽象的な指示ではなく、具体的な行動を示すことが大切です。たとえば、「おもちゃを片付けて」より「ブロックを箱に入れてみよう」と言うと分かりやすくなり、子どももスムーズに行動できます。
3.感情を認める
子どもが感じていることを理解し、「悲しいんだね」「嬉しいんだね」と声をかけることで、感情を受け入れられていると感じ安心できます。
また、自分の体験や感情を共有することで、子どもは共感しやすくなります。「私も同じことを感じたことがあるよ」と言うことで、親近感が生まれます。
4.選択肢を与える
何かを決めるときに2〜3個の選択肢を与えることで、自立心を育てることができます。たとえば、「赤いシャツと青いシャツ、どっちを着たい?」と子どもに決めてもらうことで、自信がつきます。
5.フィードバックを与える
行動を褒めたり、成果に対して具体的なフィードバックをすることで、子どもは自信を持ちます。「掃除してくれてありがとう!すみずみまでキレイに拭けたね!」などと具体的に褒めると効果的です。
6.一貫性を持つ
声かけに一貫性を持たせることで、子どもはルールや期待を理解しやすくなります。パパとママで言うことが違ってしまう場合にも、子どもの混乱を招いてしまいます。家族での話し合いも大切ですよね。
7.目線を合わせる
子どもは頭の上から話しかけられるだけで、萎縮してしまう場合もあります。子どもと同じ目線に立つことで、親しみやすさや信頼感を築くことができます。
8.ゆっくり話す
子どもが理解しやすいように、ゆっくりと明瞭に話すことが大切です。特に、気をつけてほしいことなど重要なことを伝えるときは意識するとよいですね!
9.興味を引き出す質問をする
子どもに興味を持たせる質問を投げかけることで、会話を広げ、思考を深めることができます。たとえば、「この絵の中で一番好きな部分はどこ?」などと尋ねることで、自分の興味がどこにあるのか考えることができます。
10.無理強いしない
ついつい「こっちのオモチャも楽しそうだよ」などと自分が遊んで欲しいオモチャを勧めてしまうことがあります。そんなときも、子どもが興味を示さないときは無理にさせず、自由に選ばせることで、自発的な学びを促します。
1から10すべてを取り入れることは難しいので、良いなと思うものをいくつか試してみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。