5月病を賢く乗り越える3つのヒント |
5月中旬ですね。いかがお過ごしでしょうか。
連休が明けて、体のリズムも少しずついつもの状態に戻りつつあると思います。
しかしながら、
- 夜中に目が覚めたりよく眠れない
- いつもより食欲がない
- やる気が起きない
- 集中力が続かない
- 仕事やこれからのことがなんとなく不安
- ミスをすると必要以上に落ち込んでしまう
といった不調をお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これらはいわゆる「5月病」の症状と言われています。
鼻水や喉の痛み、咳などといった風邪のような症状ではないので、仕事を休むほどではないことが多いです。
それでも、体が重く感じたり、メンタルが不安定でちょっとしたことにイライラしたり、職場の人間関係について必要以上に考え込んで夜眠れなくなったりします。
熱が出たり、明らかな風邪の諸症状でないかぎり、病院に行くほどでもないと、がんばってしまう方もいらっしゃると思います。
しかしながら、5月病は放置して重症化してしまうと、うつ病や適応障害になる可能性もある怖い病気です。
「まだ大丈夫」と無理をしそうなときこそ体と心を休ませるタイミングです。
こちらの記事では「5月病を賢く乗り越える3つのヒント」をご紹介していきます。
これからの季節を心軽く、仕事もプライベートも楽しんでいけるようにご参考にしていただけましたら幸いです。
①栄養バランスの取れた食事を摂る
5月病で分かりやすいのは不安やイライラなどメンタル面に出てくる症状です。
焦りやすかったり、仕事でも勉強でも自分だけができていなくて取り残されているような感覚になったりします。
こういったメンタル不安定の症状を和らげるのに効果的なのはトリプトファンを含む食材だそうです。
トリプトファンは幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌を促して、気分を安定させる効果があります。
トリプトファンが含まれる食材は豆類、卵、魚、チーズ、ナッツ、バナナなどのスーパーで購入できる食材です。
さらに、セロトニンの合成にビタミンB2が豊富に含まれる豚肉や牛肉、豆腐や納豆、ほうれん草などを合わせていただくとより効果的です。
これから夏にかけてダイエットを意識される方も多いと思いますが、健康なくして夏を楽しむことはできないので、栄養バランスの取れた食事を意識することも大切ですね。
②20〜30分ウォーキングやランニングなどの有酸素運動をする
これから夏を迎える前の今の季節におすすめのウォーキングやランニングは5月病を防いだり、メンタル不調の改善に効果があります。
5月病は環境の変化や新しい人間関係の中で感じるストレスが原因となっています。
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は筋肉の緊張感をとって血行を良くします。
これによって幸せホルモンのエンドルフィンの分泌が促されます。エンドルフィンは、免疫力を上げたり、リラックス効果があるので、メンタルを安定させる効果があるそうです。
ちなみに、ほんの20〜30分の運動であっても継続することで、ストレスを受けにくい心身をつくることができます。
なお、1日の中でも、特に、朝の時間帯に運動することがストレス解消効果が高いそうです。
これから梅雨を迎えますが、その前に20〜30分の運動の習慣化を進めるのもいいですね。
③質の高い睡眠をとる
自分の疲れが取れるちょうど良い睡眠時間は人によってまちまちですが、6〜8時間程度の睡眠を毎日しっかりとることが大切ですね。
そして、睡眠時間を確保するだけでなく、朝起きたら日光を浴びる(カーテンを開けるだけでもOK)、夕食は寝る2、3時間前に食べ終える、寝る1時間前からはデジタルデトックスをする、といった睡眠の質を上げるちょっとした心がけも忘れないようにしたいです。
これらに加えて、私は寝る時間と起きる時間を毎日同じにしています。
週末や連休、年末年始、出先(国内にかぎって)でも同じになるようにしていて、今は、日中に強い眠気を感じることがほとんどないです。
仕事や生活の環境で睡眠の前提条件は人それぞれ異なりますが、できる範囲で睡眠の質を上げていきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
当たり前のことではありますが、「食事」「運動」「睡眠」は健康維持のために欠かせませんね。
かといって、難しく考えすぎず、自分に厳しくなりすぎず、
- たまにはカロリーを忘れて食事を楽しんだり
- 疲れていたら走るのは控えてストレッチに変えたり
- 週末は夜遅くまで映画を観たり
楽しく続けていくことも「5月病」の予防と軽減のために大切だと私は考えています。
今月後半も笑顔で、心も体の健康第一で、軽やかに過ごしていきましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。