将棋で鍛える頭とココロ!
その他 2016-03-14
![]()
![]()
![]()
フランスでは日本文化が大人気!! |
3週間ほど、将棋普及のために旅をしてきました。マルセイユ、トゥーロン、カンヌ、ストラスブール、ナント、パリ。南から入って東の端から西の端へ、フランス中を横断する長距離ツアーとなりました。
日本人にとってフランスは憧れの国ですが、フランスでもマンガや武道の愛好家が多くいたり、和食や漢字などの日本文化は幅広い層に人気があります。
日本を紹介するフェスティバルは世界中で開催されていて、中でもフランスの"JAPAN EXPO"(パリ)はポップカルチャーの祭典として熱狂的なファンが集まる大規模なイベントとして有名です。参加者が年々増え、近年は他の場所でも開催されています。今回の将棋ツアーはマルセイユで行われた"Japan Exp Sud"(南のジャパンエキスポ)からスタートしました。
在マルセイユ日本領事館による紹介の1コーナーとして将棋ブースを設置していただきました。南フランスで「地中海将棋クラブ」を主宰しているフィリップさんは日本人である奥様のご実家でお父様に教わったのがきっかけだそう。もともとチェスを知っていたので覚えが早く、いまでは将棋の魅力を伝えるために各地の大きなイベントに出向いて将棋を紹介しています。
3日間の開催期間中、対局スペースはほぼ満席でたくさんの方に将棋を体験していただくことができました。 印象的だったのは、女性がとても多かったこと!!日本で将棋というと男性が集まりやすいのですが、フランスでは男女を問わずボードゲームを楽しむ習慣があり、カップルやファミリーで対局をされる方が多かったです。
3日間の開催期間中、対局スペースはほぼ満席でたくさんの方に将棋を体験していただくことができました。 印象的だったのは、女性がとても多かったこと!!日本で将棋というと男性が集まりやすいのですが、フランスでは男女を問わずボードゲームを楽しむ習慣があり、カップルやファミリーで対局をされる方が多かったです。
コスプレイヤーもたくさん訪れました。世界的に有名なマンガ「NARUTO」に将棋好きなキャラクターがいるため"SHOGI"は若い人達に認知度が高まり、インターネットによってどんどん情報が広がっています。
カンヌでは国際ゲームフェスティバルに参加しました。かの有名な映画祭と同じ会場で、毎年行われているイベントであり、今年は30周年記念とのこと。ヨーロッパでは電子ゲームよりもボードゲームが一般的に親しまれていて、新しいゲームがどんどん出版されています。毎年のように新作を発表するゲーム作家さんがいたり、優れた作品に対するゲーム大賞の表彰も行われています。
さて将棋ブースは伝統ゲームのエリアで、お隣は麻雀と囲碁。ここで連日どうぶつしょうぎのミニ大会を企画してみたところ、こんな風景が。対局中は険しい表情、勝てばニッコリ笑顔。みなさんどうぶつしょうぎをとても気に入ってくださったようです。
学校や幼稚園、囲碁やチェスのクラブにお伺いして、たくさんの方に将棋を体験していただけました。将棋は日本の伝統文化、世界のゲーム。たとえ言語が通じなくても盤を挟んで交流ができるので、海外でのコミュニケーションツールとしてもオススメです。ぜひ旅のアイテムとして加えてくださいね。
おすすめのコラム
コラムのジャンル一覧