冬のポカポカ食材○○を使った「○○鍋!」 |
今年を漢字1文字で表すと?
皆さんは1年を振り返って、今年を漢字で表すと何ですか?
私の今年の漢字は「合」です。 保育士試験に「合」格しました!
(タイトルのポカポカ食材とレシピは後半に記述してあります)
出産を機に、勤務していた出版社を退職になった私は、その悔しさから出産後3か月経って、通信教育で保育士試験の勉強を始めました。勉強を始めたばかりのころ、ちょうど息子のお食い初めの日に友人のSちゃんが遊びに来てくれて、こんな会話をしたことを覚えています。
Sちゃん「会社退職になって、ゆきちゃんは今後どうするの?」
私「今、保育士試験の勉強を始めたところだよ」
Sちゃん「え、保育士になりたいの?」
私「・・・・・・」
このとき、私は保育士試験は受けるけれど「保育士になりたい」とは言えず、固まってしまいました。でも、心の中でこう思っていました。「保育士になりたいわけじゃないけど、園長になりたい!」と(笑)
これまでのコラムで何度か書いてきた「森のようちえん」のことを、このときはまだ知りませんでした。でも、今思えば、保育士の資格があったら、既存の保育園で働くのではなく、私らしい「子どもが過ごせる場所」を作りたいとは思っていました。自宅に緑が生い茂った広々とした庭があり(妄想・・・)、そこで子どもがあちこちで自由に遊んでいるイメージはありました。森のようちえんという存在を知った今は、園長になりたいという咄嗟に出てきた思いは、あながち間違ってはいなかったんだなぁと振り返っています。
さて、出産して7か月後の8月に、保育士試験はありました。当時(昨年)の保育士試験は筆記試験9科目中のうち1科目が不合格になってしまいました。そして今年再挑戦をして、残り1科目をクリア、音楽と言語の実技試験もパスして、無事に合格できました。
余談ですが、これから出産する予定のプレママさん、勉強するなら「0歳児」の前半ですよ! 赤ちゃんがはいはいする前の「ねんね」の時期は絶好の勉強期間です。ねんねしている赤ちゃんの横にローテーブルを置いて、赤ちゃんを見つつ勉強できる、最高な環境です! 私は息子に保育士試験対策のテキストを読み聞かせることもありました(笑)
保育園なしの“自然な”働き方
保育士試験の合格がわかった先月末、私は銀座NAGANOで開催された自然保育セミナーに参加しました。そこでの質疑応答タイムに、「自然保育とは、一言で言うと何ですか?」という質問があがりました。日本自然保育学会会長で長野県短期大学教授の上原貴夫先生が、このように答えていました。
環境が自然
子どもが自然
大人(保護者・スタッフ)が自然
「大人も自然」と聞いて、とても納得しました。そのためか、緊張することなく私も質問の手を挙げました。
「保育士試験に合格したばかりですが、
いつか森のようちえんを運営したいので何から始めようか手探りです」と。
いま振り返ると、よくこんなあやふやな質問ができたなぁと思うのですが、この質問にいくつかのアドバイスを頂き、さらにうれしいサプライズがその後にありました! セミナーが終了したあとに声をかけてくれた方が2人いて、1人は勉強会や私の近所で活動している方を紹介してくれ、もう1人は「あなた、とっても楽しそうだから、絶対に森のようちえんを実現してね!」とそれだけを強く言い渡してくれたのです。
いただいた後押しから、さっそく森のようちえんについてのブログをスタートさせました。その名も“保育園なしで働くかあさんの「森のようちえん」づくり”です。外遊びやかず・かたち遊びのあれこれを小出しで紹介しています。よかったら、ご覧ください!
http://ameblo.jp/morino8313/
タイトルにあるとおり、現在、私は保育園なしで仕事をしています。こうした執筆の仕事は息子が起きる前の午前3~6時で片づけます(朝ごはんはだいたい夫が作ってくれます)。取材や編集会議の際は、埼玉県に住む両親や夫の両親に子守りをお願いしに預けに行きます。時間も交通費もかかりますが、両親、夫の両親とも過ごす時間が増え、予想以上にメリットは大きいです。
保育園なしの働き方は、私にとって「自然」そのもの。基本的に昼間は仕事をせず、「子どもと外で思いっきり遊ぶことができるから」です。加えて、満員電車に乗ることもないですし!
今年は、自分に「合」った働き方・ライフスタイルを見つけ実現できた1年になりました! 長くなりましたが、今年の漢字「合」のお話しでしたー。
1歳児もはまる、「大根鍋」のご紹介
さて、タイトルのポカポカ食材。それは、大根です。(写真でわかりますね、笑)
「ポカポカ食材=しょうが」とお考えの方もいると思いますが、中国医学に詳しい鍼灸師の日色雄一先生(日色鍼灸院院長)によると、しょうがは熱を発するものの、カラダから熱を発散させてしまう効果もあるので、冬に食べすぎると熱を逃がしてしまうそうです。
一方、中国には、「冬の大根は医者いらず」という言葉もあるそうで、日色先生にそのように教わってから、わが家はの冬は「大根鍋」が恒例です。今年は、八百屋さんの近くに引っ越したこともあり、毎週末「大根鍋」を食べています。大根の甘味が出て、わが家の1歳児はもちろん、レシピを教えた友人たちにも大好評です。
【作り方です!】
材料・・・大根1本 豚バラ肉(薄切り)1人100gくらい
昆布 水 ねぎ 牡蛎(お好みで) ※調味料一切不要。
1
昆布を水につけて昆布だしをとっておく。
2
大根を1本分、薄切りにする。
3
土鍋に大根→豚バラ肉(薄切り)→大根→豚肉→大根→豚肉・・・のように重ねていく。最後は大根が上。
4
昆布だしをひたひたに注ぐ。
5
火にかけて蓋をしてぐつぐつさせ、大根がやわらかくなってきたら、牡蛎を入れて火を通す(牡蛎は入れなくてもOK)。
6
最後にネギを散らす(ネギはくったりさせてもしゃきしゃきでも。お好みで)。
7
そのまま食べても出汁がきいていておいしいです。ポン酢をかけて食べてもおいしいです。
8
〆は雑炊でも、うどんでも最高です!
※調味料を一切使わなくてもおいしいので、ぜひお試しください!