春だから、自分のこころの声を聴くのを忘れない |
こんにちは。カラー・心理&フラワーフォトセラピストの内藤由貴子です。
4月になりました。入学式に行く小学一年生を見て、手を引く親御さんも、どこか誇らしげで微笑ましく感じました。
仕事で新年度を機に、今、新しい何かがはじまろうとしているのではないでしょうか。例えば、新人のサポートをする役割を与えられたり、異動になったり。
取組む仕事が変わった人はいらっしゃいませんか。
今までと違った環境にいると、自分の意識は、常に外側に向いています。だから、この時期は、どうしても自分の気持ち、感情を後回しにしてしまいがち。
そして、自分の気持ちがどうかなんて、振り返ることさえ、発想できなくなっているかもしれませんよ。
気付くと、しなければならない仕事の義務や責任や期待を背負って、まじめな人ほど、次第に、無理をしてしまいがちなのもこの時期です。
うまく行っているうちはいいのですが、忙しくなりすぎる時は、ついミスをしてしまいがち。
そんな時、申し訳ないことをしたような感情にとらわれたりした体験はありませんか。
どんな人でも、心の奥底で、自分が十分な力を持っているのか、信じきれていない部分をかかえています。
それが気付いていない潜在的なものであっても、ちょっとしたミスでも自分を信じきれない部分を刺激することに…。申し訳ないという感情は、さらに無理しがちな状況にさらに拍車をかけることになります。
そのまま無理をしていると、気付けば来月5月には、5月病なんて、有難くない状態になってしまうかもしれません。
そんな時、ちょっと自分が何を感じているのか、自分のこころの声を聴くことを意識しませんか。
今、相当、体力的にキツイのか、気持ちに余裕がなくて、いっぱい いっぱいなのか、あるいは…?
ほんの少しだけ、自分のこころと対話してみましょう。
体力的にキツイなら、休息が必要なのは言うまでもありません。でも「休めたら、苦労しないんです」と思う人が多いでしょう。それに精神的な負担も、さらに体力を奪います。
では、精神的にも余裕がないなら、今、どんな感情が自分の気持ちを占拠しているのか、気付けるでしょうか。たとえば、仕事に追われた焦りなのか、仕事の相手から受けとる感情なのか、いろいろあるでしょう。少し感じてみませんか。
例えば、焦る場合は、自分の力を信じ切れていないことがあります。それは自分で自分を認めきれていないからです。
それに必死に仕事をこなしていても、評価をされないと、虚しさを覚えませんか。
人から「仕事、がんばっているね。あなたがいて助かるよ」と認めてもらえれば、報われた気持ちがしますよね。うれしいです。
でも、その言葉をもらえるとは限りません。なぜなら、本当にあなたを認めていないのではなく、他の人も忙しいからです。自分の仕事で精いっぱいの人にそれを期待しても、自分が淋しくなるだけです。
では、何が必要でしょうか。実は、自分で自分を認めてあげることです。
自分が自分を認めていないと、人から認めてもらおうと仕事を頑張ります。
それに、ミスをしていなくても、なぜか申し訳ないと思っている人もいるのです。
そんな申し訳なさ、言い換えると罪悪感は、自分をいつの間にか仕事でももっと大変な方へ自分を追い込んでしまうのです。まるで、償わなくてはならないかのように。
写真の桜の花のようなピンクの色は、自分に思いやりを与えてくれます。それは愛の色として、自分を認められたような感覚を与えてくれるでしょう。
そして、あなたの中にある力に気付クことをお忘れなく!
それを思い出す色は、黄色とオレンジの間くらいの色、ゴールド。力とはすなわち「ゴールド」のようなキラッキラのあなた自身の価値のことです。
写真のバラのようなゴールドの色、それがあなたの中に、すでにもっているあなたの価値を思い出させるはず。それは、笑顔でも小さな気遣いでも、何でもいいのです。過去に自分でできた体験は大きなヒントになるはず。
どんな価値であろうと、それは自分の中にしかないもの。そこから、判断したり行動したり。それがあなたの自信につなげてくれます。
自分のこころの声とバランスを取ること。こころの片隅に留めて、このお話を少し思い出していただけるとうれしいです。
新年度の新スタート、快調に乗り切ってくださいね !