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井上 理佳 マインドアップコーチ 井上理佳
私たちは何歳からでも新しいことを始められますし、自分を変えることができます!いくつになっても好奇心を持ってチャレンジしていたい女性に向けて、人生を豊かにしていくヒントをお届けします。
自分史上最高の私になるヒント 自己啓発 2023-09-20
人生を変えたければ「言葉」を変えよ

こんにちは。今回もお読みくださってありがとうございます。

さて、今回は「言葉の力」をテーマにお話をさせていただきます。

あなたは普段どのような言葉を使っているか、自分で意識することはありますか?

たとえば、

  • 自分を否定することばかり言ってしまう
  • 明るい気持ちでいたいからポジティブな言葉を使うようにしている
  • 「だいたいこのくらい」「多分こんな感じ」などアバウトな表現が多い

など人それぞれ言葉の特徴は異なりますね。

ちなみに、私は、ネガティブな表現は避けるようにしています。

なぜなら、ネガティブな言葉や言い回しをすると周りも自分も嫌な気持ちになるからです。

それに、自分自身も「なんでネガティブなことを言ってしまったのだろう」と気持ちがシュンと沈んでしまいます。

その代わり、人や自分を褒めたり、ありがとうと伝えたり、自分も周りも優しい気持ちになる言葉は積極的に口に出すようにしています。

このように

「言葉」には良くも悪くも力

があります。

今の自分がどのような言葉を使っているかで、その後の人生が変わってくるとすら思っています。

こちらの記事では、

人生を変えたければ「言葉」を変えよ

というお話をさせていただきます。

 

「言葉」は情報の塊

言葉に力がある理由は、言葉は情報の塊だからです。

たとえば、「ありがとう」という言葉は日常の中でよくつかう言葉のひとつですね。

あなたは誰かに「ありがとう」と伝えるとどのような気持ちになりますか?

  • 感謝の気持ちで心が温かくなる
  • 胸が熱くなって涙が込み上げてくる
  • 相手の喜ぶ顔が見られるので自分も嬉しい

人によって内側の反応はさまざまです。

中には、感謝の気持ちはあっても照れくさくて「ありがとう」が伝えられないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ありがとう」という言葉ひとつなのに、なぜ人によってこんなに反応が違うのでしょうか。

それは、人によって「ありがとう」という言葉に含まれる情報が異なるためです。

その情報の違いとは人生経験の違いです。

たとえば、40年生きてきた人は、その人生の中で「ありがとう」という言葉を言うたびに「ありがとう」にまつわるエピソードが記憶に格納されています。

そして、そのすべてを思い出すことはできなくでも「ありがとう」と言うたびに無意識のうちにそれらの記憶が心に蘇るのです。

また、ネガティブな言葉、子どものころに体系や顔など見た目をからかわれて嫌な気持ちになったことも記憶に残っているので、同じ言葉を聞くとその時の不快感、悲しい気持ちを思い出してしまいます。

このように、

ひとつの「言葉」に対して人の数だけ情報がある

のです。

 

なぜ「言葉」で人生を変えることができるのか?

「言葉」で人生を変えられるなんて信じがたい話ですね。

でも、大げさではなく「言葉」を変えると人生は変わっていきます。

なぜなら、私たちの目の前の現実は言葉でつくられているからです。

たとえば、「つまらない」とよく口にしている人があなたの周りにいるとします。

その人は幸せそうでしょうか?毎日が充実していそうに見えますか?自分の生活や仕事に満足していそうですか?

逆に、「今日も楽しい!幸せ!」とよく口にしている人があなたの近くにいるとします。

その人は幸せそうでしょうか?毎日が充実していそうに見えますか?自分の生活や仕事に満足していそうですか?

人生は今という瞬間の積み重ねなので、「今この瞬間」自分が満足して生きているかがとても大切はないでしょうか。

その今この瞬間の充実感や満足感といった指標はすべて「言葉」で表されるものですね!

そして、私たちは「言葉」をつかって思考し、「言葉」を通じて自分の感情を知ることができます。

実は、

これらの「言葉」はすべて自分が決めることができる

のです。

人は無意識のうちに自分の言葉通りの人になるように振る舞いますし、言葉を現実に変えます。

ですから、「つまらない」と言えばつまらない人生になり、「楽しい!おもしろい!」と言えば多少荒波に揉まれることがあっても充実して達成感のある人生になります。

 

うっかりネガティブになっても大丈夫

自分の発する言葉に気をつけるようになると、自分がネガティブな気持ちになる言葉をなるべく言わないように慎重になります。

人によっては、ちょっと弱音を吐く自分に対して「それは言ってはいけない」と厳しく責めてしまうのではないでしょうか。

もし、うっかりネガティブな言葉を言ったとしても大丈夫

です。

言葉が現実になるまでには時間差があります。その時間差は人や状況によって違うのですが、もし、ネガティブなことを言ってしまっても

「なーんちゃて」「人間だし、たまに弱音を吐いてもいいよね」「そんな日もあるね」と自分を許すことで、自分の気持ちを傷つけずに済みます。

それに、ネガティブな感情も味わえるからこそポジティブになれるものですね。

どのようなものでも自分の感情を大切にすることで、自分の「言葉」に力が加わります。

楽しいときは楽しい、怒りを感じたらイラッとする、そんな自分を「そういう気持ちなんだね」と素直に受け入れていきたいですね。

 

おわりに

いかがでしたか。

言霊(ことだま)とはよく聞きますが、私たちの無意識は自分が発した言葉を実現するように行動をコントロールしています。

こう聞くと怖いですが、いざ自分が望まないネガティブな言葉を発したとしても、

考え直したり言い直すことでキャンセルできる、

というのは大きな救いです。

慎重になりすぎず、いい言葉を言わなきゃと構えすぎず、笑顔で上を向いて歩いていたら自然といい言葉が出てくると私は思っています。

過ごしやすい季節になってきましたし、前向きな言葉とともにアクティブに動いていきたいですね!

それでは、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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