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■ ADV(アドボカシー)な人々 #04


株式会社つくるひと 小野ゆうこ「いまのきもち」 vol.1

「ADV(アドボカシー)な人びと」第4回目のゲストは、事業開発コンサルタントとして、またブランド戦略コンサルタントとして企業の問題解決を提案する、株式会社つくるひと 小野ゆうこさんです。

※「Advocacy(アドボカシー)」とは、「擁護」や「支持」「唱道」などの意味を持つ言葉。最近では「政策提言」や「権利擁護」などの意味で用いられます。また「アドボカシー・マーケティング」とは、一時的には自社の利益に反しても、顧客にとっての最善を追求し、長期的な信頼を得ようというもの。
谷本氏: 小野さんは独特のオーラをお持ちというか、小野さん自身にすごく興味があるのですが、まず「つくるひと」という会社はどういうことをされているのですか?

小野氏: それがいつも「○○屋さんです」と言えない職業なんですね。でも何をしているかといえば、お客様の問題点を正しく見つけて、それを改善するためにはこれが必要ですよねと。それがWEBサイトであったりシステムだったり、コンセプト開発の場合だったりとさまざまです。お客様が「そうすれば自分たちの問題はスッキリするよね」というのを選んで、それを一緒に進めていくという役割です。

制作を請け負う場合もあれば、ブランディングの商品開発のコンセプト開発を請け負う場合もあり、マーケティングのプラン・施策を立てることを請け負う場合もありという形で、まるで出口が違いますけど、大きく軸として共通するポイントは、何かしらの問題を解決して価値をつくるお手伝いをしています。

谷本氏: コンサルティングという枠でもないのですね?

小野氏: ええ。ガチガチではなくてフワフワに周りの力を巻き込んでいくというやり方で現場のチームに入るスタイルで仕事しています。
谷本氏: この「つくるひと」は初めて起業された会社ですか?

小野氏: 「つくるひと」は初めて創業した会社です。それ以前は屋号で個人事業主として仕事をしていましたが、「小野さんのところに発注を増やしたいのに、法人じゃないと困るから会社にしてください」とお客様に言われて、わかりましたと、法人にしたのが起業のきっかけです。高い志があって、よし起業してやるぞという訳でもなく、「成り行き力」ってよく言われるんですけど(笑)、成り行きのままやってきたら今の位置にいたっていう状態ですね。

谷本氏: なにかを解決したいという思いだったり、私ならこれができる、といったようなことはあったのですか?

小野氏: ほんとに自慢できるような人生ではないのですけど(笑)、わらしべ長者ってあるじゃないですか。最初にワラにアブをしばって、それが面白いって子供と交換したらミカンをもらって。次おなかが痛い人にそのミカンをあげたら反物をもらってみたいな。ああいう感じで、あります、できますって仕事を続けてこれただけなんです。私ならこれができる、というような何か大きなきっかけや思いというのは、残念ながらないんです(笑)

谷本氏: 成功者の方にお話を伺っていると、結構そのパターンが多いですよね。目の前のことを一生懸命やっていたら、という感じなんですね?
小野氏: それはそうですね。信頼して頂けたからには、信頼を信頼で返すために、目の前のことには誠実に向かい、きちんとやるとげるということ、さらにお客様の想像以上のことをするということは大事にしています。それができなければ、女の小さな企業なんてもう、すぐ泡のように消えてしまいますので。

片岡氏: 今何人でやっていらっしゃるんですか?

小野氏: つくるひとは4人です。企画やシステムをつくるひとで構成されています。 「つくるひと」とは別に、去年の8月に「デキル。株式会社」といういう会社をつくりました。こちらは5名でスタートしています。いままでいろんな業務に携わらせて頂いて、ファシリテーターがいる現場といない現場では、問題解決の設定も違うし解決のスピードも全然違うんですね。

なんとなく得意な人が会議を仕切ったりして偶然・偶発的にうまくいく、というようなギャンブル的な組織の対話デザインを、誰でもいつでも効果的なファシリテーションができるようにしたいと考えて、イノベーションカードという会議の対話をデザインできるカードを開発したんです。

そのカード販売とファシリテータ教育、ファシリテータ派遣をするのが「デキル。株式会社」の役割です。実は、これは「つくるひと」の1事業でやろうと思っていたら、アベノミクスの恩恵で創業補助金というのがあると聞いて出してみたら採択されて、採択されたら起業しなくてはならず、賛同してくれた仲間と一緒に創業しました。そういう成り行き力を私の人生では一番使ってるかもしれません(笑)

片岡氏: あのパンダは 「つくるひと」でやってるんですか?

小野氏: さすがですね。まさかそこに放りこまれてくるとは(笑)

片岡氏: まずパンダがくるからツッコミどころかなと思って(笑)あっ、そんなに形になってるんですね。
小野氏: これは仕事ではなく、つくるひとで「パンダ侍」というキャラクターを勝手に作って、いろんなところに出没させることを一人で楽しんでいるだけです。趣味ですね。

片岡氏: ライセンスビジネスではないんですね(笑)

小野氏: 世界で「I Like Japan GOZARU」とか(笑)語尾に「ござる」を付けてくれるようになって、「俺はゴザルが大事なんだ」って言うと、それがイコールおもてなし精神の大切さを表すみたくなればいいなと一人で始めました。でござる(笑)

片岡氏: ござる(笑)

谷本氏: なんかいけそうですね(笑)武士道みたいな感じで。

片岡氏: なんでパンダなんですか?コアラとかゴリラじゃなくて。

小野氏: いいとこついてくださいました(笑)これには意味があるんですけど、誰も聞いてくれないんです。

片岡氏: 普通聞きませんか?(笑)

小野氏: 聞かれませんね。つくるひとではメルマガで「パンダ新聞」を毎週火曜日に配信しています。このメルマガタイトルを付ける時、世の中白黒ハッキリつけようとし過ぎだな、白黒両方あるから世の中だし、もっとハイブリッドなモノの見方をしていこうよということで、白黒両方あって、みんなから愛されているパンダを選び、メルマガパンダ新聞の名前となりました。パンダ侍は、そのメルマガコンテンツのひとつ「パンダ侍が斬る」のキャラクターです。

片岡氏: パンダは“ハイブリッド”なんですね。

片岡氏: 今までの流れでビジネスモデルのイメージがつきました。型から入るマーケティングではなくて、相手側の話をまず聞いて、いろいろ課題を引き出してきて、それを可能な範囲でお手伝いやサポートするんですね。その場では“白黒”つけずに(笑)

小野氏: そうです。“白黒”つけずに(笑)清濁併せ呑むみたいな感じで。


 


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