来年こそ自分改革!一年の目標を立てる5STEP |
こんにちは。井上理佳です。
12月も後半を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか?
年度末でお仕事もお忙しいと思いますし、忘年会や歓送迎会も多い時期ですね。
いろんな人と交流できる楽しい時期でもありますが、移動中やお店などたくさんの人とお近づきになると思うので、感染症対策もしっかりしながら心置きなく楽しみたいものです。
さて、2024年を振り返ってみて、あなたにとってどのような年でしたか?
できたこと/できなかったこと、やめたこと/新たにはじめたことなど大小関わらずなにかしら変化のあった年ではないでしょうか?
まずは、今年自分が新たにできたことや頑張ったこと、成長や変化を喜びたいですね。
そして、予定通りいかないことがあったからといって一人反省会にハマりすぎないように、「大丈夫!来年はもっと良い年になる」と前を向いていきましょうね。
今回は、いよいよ迎える2025年に向けて
来年こそ自分改革!一年の目標を立てる5ステップ
というお話をさせていただきます。
ぜひこちらの記事を読みながら、ノートなどに書き出してみてくださいね。
STEP1:人生でやりたいことリストを作成する
やりたいことリストを書いたことはありますか?
これは、年齢関係なく、経験のある/なしに関係なく、才能に関係なく、場所に関係なく、どんなことでも自分がやりたいことを書き出すというものです。
たとえば、「空を飛ぶ」「お菓子の家に住む」といった突飛なものでも大丈夫です。
自分が夢見る楽しいこと、体験してみたいことを100個
書き出してみます。
もちろん、勉強のことやダイエットなど、取り組みたいこともぜんぶ書き出しましょう。
たくさんあるといっても、20個くらい書くとそこから書き進めるのは意外と難しいものなので、途中から絞り出す感じで書き進めていくようになりますが、その感覚をぜひ味わって欲しいです。
なお、ノートに手書きで書いても良いですし、ExcelやEvernoteなどのデジタルツールでも良いと思います。
100個書き出したら、以下のような項目分けをしましょう。
- 体験・経験
- 学習・習得
- ライフスタイル
- 目標
- 家族・友人
こちらの項目名は他のものでも良いですし、自分が考えやすい分け方になっていれば良いです。
ただ、6つ以上になると自分の頭で管理できなくなって混乱するので、できれば5つくらいに収めるようにしてくださいね。
やりたいことリストは、自分が押し殺していた本心も引き出すことができるので、とにかくたくさん出すことがポイントです。
実現可能性を考えず、子どもような素直な気持ちで取り組んでみてください。
好きな音楽を聴いたり、スイーツを食べたり、あとはカフェなどお気に入りの場所に行って書き出してみるのもいいですね。
STEP2:来年取り組む目標を決める
次に、STEP1で書き出したリストから、2025年に特に力を入れたいものを選びます。
まずは、以下の点を考慮に入れながら優先順位をつけます。
- 2025年までに絶対に達成したいこと
- 自分の価値観に合っていること
- 人生の目標につながっていること
このとき、一つひとつの項目に優先順位をつけてもいいですが、リストの項目が多すぎて優先順位をつけるのが大変な場合は、STEP1で分けた項目単位で見てみるのもいいですね。
項目(体験・経験、学習・習得、ライフスタイル、目標、家族・友人)ごとに優先順位を決めることで、
今の自分がどんなことを重要視しているのかに気づく
ことができます。
そこから、なににチャレンジするか5つ程度に絞ってそれぞれについて詳しく目標設定をしましょう。
特に、
- 最終的なゴールイメージ
- いつまでに達成するか
この2つは必ず決めるようにしましょう。
なお、試験や体験のように日付で決められるものもあれば、「笑顔であいさつ」のようにゴールイメージが数値や合格通知のように形で見えないものもあります。
その場合は、「1日の70%の時間を笑顔で過ごしたらOK」「ひと月で90%以上達成」「6ヶ月実践する」など自分なりに合格基準や終了期限を決めることで日常で意識しやすいですし、取り組みやすくなります。
STEP3:具体的な行動計画を立てる
STEP2で目標5つに絞り、大まかにゴールイメージや期限を決めたら、次はさらに詳しく
ゴールまでにどのようなプロセスで進めていくか
を明確にしていきます。
たとえば、TOEICのスコアアップを目標にしているのであれば、
- 〜2ヶ月は文法書を10周
- 3〜6ヶ月はオンライン英会話、過去問を3周、単語学習
など「いつ・どこで・何をして・どのように・いくらで」という観点から目標を明確にします。
このときに大切なのは、
- 必要なステップを洗い出す
- 何をするか実行可能なレベルまで言葉にする
- 一つひとつの作業ステップ単位を小さくする
- 各ステップには期限を設ける
ということです。
「ここまできたらあとはやるだけ」と言えるくらい具体的にすることで、めんどくさそうだなという心理的なハードルが下がり取り組みやすくなります。
行動を細分化したり、具体的にすることで、3ヶ月後にはここまで行っているんだなというイメージがしやすく、「わたしならきっとできる」と前向きな気持ちで取り組むことができます。
STEP4:進捗状況の確認と調整
そして、STEP3まで決めたらあとは
行動をしながら進め方を変えたり、目標の期限やゴール地点を調整
しながら、進めていくことが大切です。
習得に思ったより時間がかかっているのであれば、
- うまくいっていない原因を見つける
- やり方を見直す、変える
- 必要あればゴールの期日を後ろにずらす
といった調整をすることで進めやすくなります。
そのためには、毎月月末など定期的に進捗を振り返ることが大切です。
振り返りのポイントは、
- 目標達成度・進捗
- うまくいっている点
- うまくいっていない点
この3つであればそんなに時間をかけず、数値的にも自分の感覚にも振り返ることができます。
また、今月は英語を頑張りたい、ダイエットを頑張りたいという状況に応じて、柔軟に進め方を変えることで、複数の目標にまんべんなく取り組むことができます。
STEP5:モチベーションの維持
また、何事も取り組むモチベーションを維持することが大切になってきます。
しかしながら、モチベーションを行動に結びつけることはとても難しいものですね。
「自分の理想が叶っていると思うとワクワクする」「これに合格しないと昇格できない」など感情をうまく使おうと思っても、いざ取り組もうとしたときになかなか気分が乗らないという経験は誰にでもあると思います。
ですので、モチベーションを待つのではなく、モチベーションに関係なく時間を決めて行動することがとても重要です。
そのために、小さな成功体験の積み重ねを繰り返していきましょう。
シンプルですが、「今日もできた」「また一つ覚えた」「昨日できなかったことができるようになった」というちょっとした成長を大切に毎日続けることで、
ここまで積み上げたきたことを無駄にはできない
という気持ちが育まれてきます。
時には、勇気を持って続けてきたことを手放すことも大切ですが、そうなるかどうかは分からないので、まずは一心不乱に目の前のことをひとつひとつ進めていくという気持ちが大切です。
おわりに
いかがでしたか?
目標を立てる5STEPといっている割にはSTEP4、5は実際に行動を起こしてから取り組むことを書かせていただきました。
これは、目標は立てるだけで終わらないようにという思いを込めているためです。
実際に取り組み続ける状態までもっていけるからこその目標ですね。
年末まで少し時間がありますので、まずはやりたいことリスト100を書き出してみてくださいね。
真面目にいいことをたくさん書き出そうとするよりも、楽しいことを書き出そうという気持ちで取り組んでみるといいと思います。
私も自分でやってみます。(いつも50個くらいから苦しみ出します。笑)
ということで、2024年最後の配信となりました。
来年も記事を投稿していきますので、読んでいただけましたら幸いです。
次回は、2025年1月15日(水)に配信となります。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
どうぞ素敵なクリスマスと年末年始をお迎えくださいませ。