人間関係のストレスがない人の5つの共通点 |
こんにちは。井上理佳です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
8月後半に入り、少しだけですが、朝夕は涼しい風を感じる日も出てきましたね。
確実に季節が進んでいることを感じて、ちょっとしみじみしている今日この後です。
とはいえ、まだまだ猛暑の日もあるので、熱中症や夏バテによる体調不良に気をつけて、疲れすぎる前に休んだり、睡眠の質が下がらないように睡眠環境を整えて過ごしたいものです。
さて、今回は、
人間関係のストレスがない人の5つの共通点
についてお話しさせていただきます。
人間関係は一生ついてまわるものです。
仕事でも、プライベートにおいても、関わる人たちとはできるだけ衝突することなく、穏やかな関係を築き、お互いを大切にし合えるのが理想ですね。
しかしながら、人間関係は「この人と仲良くしたい」「〇〇さんとは関わりたくない」という自分の思いだけで成立するものではないので、こちらが我慢して相手の気持ちを優先させたり、相手に勝ちを譲る場面もあります。
関わる人の数だけ悩むこともストレスも増えます。
そんな中で、日頃から多くの人たちと関わりながらも、うまくやり取りをし、ストレスを感じない人もいます。
こちらの記事を読んでいただくことで、人間関係のストレスがない人の共通点を通して、人間関係のストレスを抱えないヒントが得られます。
1.ポジティブに受け止める
人間関係のストレスがな人は、良い出来事も悪い出来事もポジティブに受け止めるように心がけています。
例えば、仕事でミスや失敗をしても、「自分はダメなやつなんだ」「〇〇さんはここまで教えてくれなかった」などと誰かを責めたり、責任を押し付けません。
人に焦点を当てるのではなく、「このやり方だと漏れが出てしまうんだ」「ここのプロセスまで考えないと途中でつまずいてしまうんだ」など
次にうまくいかせるための学びを得よう
とします。
そうすることで、問題が発生したときに多少の焦りや自己嫌悪を感じたとしても、「仕方ない」「とにかく解決するために前を向こう」と気持ちを切り替えることができ、必要以上に引きずりません。
このようなポジティブ思考は人間関係のストレス反応を軽減するのに役立ちます。
2.異なる意見も受け入れる
人間関係のストレスがない人は、コミュニケーションの幅を広げることができます。
例えば、年代や社会的ステータスが違う人、育った環境や学歴など自分とまったく違う人生を送ってきた人など、自分とは共通点がない人であっても、相手に合わせてコミュニケーションをすることができます。
それは、「こうあるべき」「そうしないといけない」といった固定観念や正義感に縛られず、
自分のいる環境の当たり前は他の人にとっては当たり前ではない
という認識を持っているからです。
自分の考えだけを押し通そうとするのではなく、その前に相手の話をよく聞き、相手の価値観や考え方に対する理解を示します。
頭ごなしに否定したり、「でも」「だって」などと相手の話に反論で返すような話し方をしないので、相手は不安を感じることなく考えや気持ちを伝えることができます。
こんなふうに、他人の意見も素直に受け入れることができ、自分の意見もしっかりと伝えることができるため、お互いに敬意を持った人間関係を築くことができます。
3.スルーするのが上手い
人間関係のストレスがない人は、
自分のペースを乱さず、相手の強気な言葉にも振り回されずにスルーできるスキル
を持っていることも特徴です。
例えば、聞いていて疲れを感じたり、思いやりが感じられない不快な気持ちになるような話は必要以上に耳を傾けず、「腹の虫のいどころが悪いんだ」「八つ当たりしたいときにたまたまそこにいたのが自分だったんだ」と真に受けないようにしています。
自分にとって重要でないことは、「聞いているフリ」「違うことを考えてやり過ごす」など適度にスルーする自分なりのやり方を決めておくことで、必要以上にストレスを抱えることがありません。
4.柔軟性がある
人間関係のストレスがない人は、どのような相手に対しても、
相手の言葉や考え方、感じ方に合わせたリアクション
を心がけています。
例えば、子どもに対して上から目線で知識をひけらかしたり、逆に、変に子ども扱いしたりせず、その子と同じくらいの年齢の友だちになったように、相手が楽しく話せるようなコミュニケーションを心がけます。
また、年代やステータスの違いを気にする相手には、より丁寧な言葉づかいを意識したり、我先に話すのではなく、まずは相手の話をよく聴き、話の内容を深掘りしたり、話題を広げるような質問をし、相手を称えるような反応を心がけています。
相手が心地よく話せる環境を作るので、相手は気持ちよく話すことができ、親近感を持ってくれるので、ストレスが生まれにくい関係を築くことができます。
このような特徴により、新しい状況や人間関係に対しても適応しやすく、変化を前向きに捉えることができます。
5.自己肯定感が高い
人間関係のストレスがない人は、
自分の気持ちや感情を客観的に捉える
ことができます。
「ダメな自分も大切な一部」と自分の短所を受け入れているので自己肯定感が高く、他人のネガティブな側面に対しても「誰にだって良いところもあれば、そうでもないところもある」と落ち着いて受け入れることができます。
このため、人のミスを批判したり、自分と違う考え方や価値観を否定しませんし、そのことでネガティブな気持ちになりません。
それは、人は人、自分は自分である、と人それぞれであることを尊重しているためです。
このように、他人の意見に左右されず、自分の価値をしっかりと認識しているので、他人との比較や批判に対して必要以上にストレスを感じることがありません。
おわりに
いかがでしたか?
これらの特徴を持つ人は対人関係においても過度にストレスを感じることがなく、円滑な人間関係を築くことができます。
なお、どんなに人間関係のストレスがない人であっても、想定外に八つ当たりをされたり、不快な気持ちになることがあります。
そういうときに「今の言い方はひどいな」「あの人は私の価値を知らないからあんな言い方をするんだな」と落ち着いて、受け流すような思考パターンを自分の中に作っています。
一気に人間関係のストレスをゼロにすることはできませんが、少しずつ自分流のスルーパターンを作っていきたいですね!
ということで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
まだまだ暑い日が続きますが、少しずつ季節のうつろいも感じながら心地よく過ごしていきたいですね。
次回は9月18日(水)に配信予定です。