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井上 理佳 潜在意識書き換えコーチ 井上理佳
私たちは何歳からでも新しいことを始められますし、自分を変えることができます!いくつになっても好奇心を持ってチャレンジしていたい女性に向けて、人生を豊かにしていくヒントをお届けします。
自分史上最高の私になるヒント 自己啓発 2025-10-15
焦りに振り回されない生き方──不安を手放して前を向く4つのヒント

こんにちは。井上理佳です。

10月も半ば。

朝晩の空気がぐっと冷たくなり、夕方には金木犀の香りが漂う季節になりましたね。

街ではハロウィンの飾りが目立ち始めて、「ああ、もうすぐ年末かぁ」としみじみ思う瞬間が増えてきました。

1年って、本当にあっという間ですね。

「この前まで桜を見ていた気がするのに…」「夏休みの旅行に行ったばかりなのに…」なんて思いながら、カレンダーをめくるたびに少しだけ焦る。

そして、

「今年、私なにかできたっけ?」
「思ったほど頑張れなかったな」
「また同じことを繰り返してる気がする…」

こんなふうに自分を責めるような気持ちが顔を出すのが、“秋”という時期の特徴かもしれません。

でも、どうか「ダメな私」なんて思わないでくださいね。

そこで、今日は、

焦りに振り回されず、不安を手放して前を向く4つのヒント

についてお話ししていきます。

自分へのモヤモヤをやさしく手放して、年末に向けて前向きな気持ちで進めていきましょうね。

 

ヒント①後悔は「まだ伸びたい」サイン

年末が近づくと、なぜか過去を振り返りたくなりますよね。

そして、「もっとできたんじゃないかな」「あのとき違う選択をしていれば…」とついネガティブな振り返りをして後悔の気持ちでいっぱいになってしまう…

でも、実は、後悔って悪いものではありません。

それは、

「まだ私は成長できる」「もっと良くしたい」というエネルギーが残っている証拠

なんです。

本当に諦めていたら、後悔すら出てきません。

モヤモヤするということは、あなたの中にまだ“未来への希望”があるということなのです。

だから、そんなときはあなた自身にこう言ってあげてください。

「よし、まだやれるサインが出てるな」

後悔をこれからの自分に“エールを送るチャンス”にしていきましょうね。

ヒント②焦りは「変化の前触れ」

この時期は多くの人が「なんだか落ち着かない」と感じるそうです。

それは、季節の変化とともに心の中でも“次の段階に進もうとする揺れ”が起きているからだそうなのです。

焦りって、実は“変化の準備”なんですね。

現状を変えたいと思っているからこそ心がざわつく。

この感覚を「不安」とラベルづけせず、「あ、そろそろ何かが変わり始めてる」と受け止めてみてはいかがでしょうか。

そして、そんなときにおすすめなのが【小さなリセット習慣】です。

たとえば、

  • 新しい手帳を買ってみる
  • 机の上を片づけて“スペース”を作る
  • 秋の夜にひとりでゆっくりお茶を飲む

これだけでもこころの空気が変わり、じっくり自分の時間を過ごすことができます。

焦りが“整える時間”に変わり、次の一歩が見えてくる。

心の整理は、行動の整理からはじまります。

 

ヒント③「完璧」じゃなくて「継続」でいい

年末が近づくと、急に完璧主義が顔を出すことはないでしょうか。

「今年のうちに全部片づけなきゃ」
「来年こそはもっと頑張る!」

でも、こんなに自分を追い込んではちょっと息が詰まりますよね。

焦りから立てた目標は、長続きしないのが人間の性というものです。

そこで、こう考えてみませんか?

「今年できなかったことがあっても、少しずつ続けている自分を認めよう」と。

実は、"完璧さ"よりも"続ける力**の方がずっと価値があり、成長や成果につながっていくものです。

  • 英語を毎日5分でも続ける
  • 夜寝る前に“今日よかったこと”を3つ書く
  • 朝、鏡の前で「よく頑張ってるよ」と声をかける

それだけで、心は確実に整っていきます。

続けることで、自分への信頼や自信が積み上がっていき、自分をもっと好きになれますよ。

ヒント④「心の片づけ」で新しい年を迎える準備を

年末に向けて、家の大掃除をするように、心にも「片づけの時間」が必要です。

不安や後悔をすべて片づけることはできなくても、「今の自分でよし」と思える場所を作ることはできます。

おすすめは【心の棚卸しノート】です。

1ページを3つに分けて、

  1. できたこと
  2. がんばったこと
  3. まだやりたいこと

を書いてみてください。

「できたこと」は小さなことでOKですし、「がんばったこと」は、結果が出てなくても書いていいんです。

そして、「まだやりたいこと」は“来年の私へのご褒美”です。

書き出してみると、

自分って意外とちゃんとがんばっているということに気づくものです。

忙しい日々の中で忘れてしまっていただけ、ということもありますね。

こんなふうに心の中を整理すると、余白が生まれます。

そして、その余白に”新しい夢”や”出会い”が入ってくるんです。

 

おわりに

秋から冬へと季節が移り変わるように、人の心にも“静かに切り替わる瞬間”があります。

焦りも不安も、後悔も、すべてが「次の自分に進む準備」なんです。

だから、無理に前向きにならなくてもいいんです。

「今の私、よくがんばってる」このように自分を認めてあげることが最高のリセットになります。

今日は少しだけ立ち止まって、深呼吸をしてみてください。

そして、心の中でこうつぶやきましょう。

「私は、まだまだこれから」

その言葉が、次の一歩を静かに後押ししてくれます。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

次回は11月19日(水)に配信予定です。

寒さの本番を迎える時期に、もう一度“心をあたためるお話”をお届けしますね。


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