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矢嶋 美由希 コーチ、セミナー講師 株式会社 Re Prism
自分も相手も気持ち良いコミュニケーションを図りながら、やりたいことを楽しんでいけるちょっとしたコツをお伝えしていきます。 楽しみながら応援される人になってなりたい自分になっていきましょう♪
自分らしく生きるために その他 2015-10-01
行動と自信はどっちが先!??

 

 

 

小学校の時に逆上がりができた瞬間のこと…覚えていますか?
私は、運動神経が良い方ではなかったので小学校4年生の時でした。
体育の授業で逆上がりの単元があったんですよね。
新任の男性の担任の指導の元、

脚を蹴り上げたり腕を曲げたりするけど逆上がりは成功しません。

 

いまどきの小学校のような逆上がりの補助道具もありませんでした。
それなりに放課後に練習して、あと一歩でクルリと回れるというところまではできるようになったのですが、最後の最後で地面にドスンと落ちてしまいます。

私が逆上がりができるようになった瞬間は、

体育の授業で逆上がりのテストがあった時でした。
名簿順で鉄棒の前に立ち、逆上がりに挑戦!
クルリっと逆上がりができると、担任の先生が名簿にチェックをして

次の児童の番です。
一度で成功できなかったら、何度か挑戦する。
それでもできなかったら、次の児童に交代。
そんな様子をドキドキしながら見るとはなしに見ていました。

 

「や」から始まる苗字の私は、クラスの児童のほとんどが終わってからテスト本番です。

 

いつものように、あと一歩のところでドスンと地面に足がついてしまいます。

ほとんどの児童がテストが終わって、ホッとしていたのもあるでしょう。

「がんばれ〜」と応援してくれました。

応援された嬉しさと本番に強い性格からか、

そのテスト中に何度目かのトライをした時に、逆上がりが出来ました。

一度成功した後は、ちょっとだけコツがつかめました。
テスト本番でやっとできるようになった逆上がりは、

その後どうなったかというと…
テスト前のようにできない時とテスト本番の時のようにできる時を行ったり来たりしていました。
その比率は、半々ではありません。
できない時の方が多かった状態から、
できる時とできない時の比率が半々になり…

できる時の方が多くなって、やがてほとんど成功する!

という黄金パターンを通過していきました。

小学生の逆上がりや、初心者マークのドライバーにだったら

「いきなり出来るようには、ならないんだから大丈夫!」と声をかけている人も、なぜか自分のことになると基準が高くなります。


一回で完璧にできないと不合格。
向いていないから…と諦めたり、
才能がないんだと、自己否定しちゃう。
心当たり、ありませんか?

わかっているけど出来ないこと…

できるけど、どうしてできるのかわかっていないこと…

出来ないし分からないこと…

どんなフェーズからも学べることはあります。
そして、今どんな状態でいても、
上達を目指しているのであれば簡単。
やり続ければ、必ず上達します。

誰もが簡単にできることって、すぐに上達するから
つい嬉しさを感じてしまいます。
でも、なかなかできないことが出来る。
本当に価値があるのは、難しいことを習得している人です。

やれないから自信がない!のではなく、
やるから自信がつく!のです。

 



 


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