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髙橋 雅美 臨床心理師/公認心理師 キャリアコンサルタント ハッピーハートコンシャス
このコラムでは、責任とやりがいのある仕事を任された女性が、「そういうこと、ある、ある!」と思える場面や課題を取り上げ、職場でますます魅力と能力を発揮するよう、気持ちを前向きにリセットできるコツをご紹介し、ココロがよろこぶ働き方をお伝えしていきます。
しなやかに、したたかに、幸せに仕事しよう! メンタルカウンセリング 2014-11-27
話が通じない!? 相手にわかってもらうためには「共通言語」を使いましょう。

こんにちは。自分関係®改善カウンセラー(臨床心理士)の髙橋雅美です。

職場で、上司や同僚、部下、あるいは顧客や取引先などに、「わかってもらえない」と感じて、イライラしたり、自信を無くした経験はありませんか?

「わかってもらえない」のは、「わかってもらえるように」伝えていない可能性があります。よく言われることですが、コミュニケーションはキャッチボールだから、相手が受け取りやすいボールを投げないと、やりとりが難しい・・・と。

そのためには、相手が普段使い慣れている言葉や同じニュアンスの言葉、「共通言語」を使うというがとても重要です。

わかりやすく言えば、小さいお子さんと話をする時、犬のことを「ワンワンがね」などと、相手が理解できる、普段使っている言葉にしますよね。それと同じなのです。

相手との「共通言語」を使うと、伝わりやすくなります。相手にとっても聞きなれた言葉は、受け取りやすいのです。さて、ならばさっそく職場で活かしてみませんか?

あなたのまわりに居る同僚、上司、部下、そして顧客や取引先の担当者など、その方は普段どんな言葉を使っているでしょうか?あるいはどんなことを恐れているようですか? 

例えば、以前私の上司だった方で、「失敗」を非常に気にする方がいました。つまりこの方にとっては「安心できる」というのがとても重要で優先順位が高いということです。という場合の「共通言語」は、安心できるということですね。

上司から依頼された仕事をまめに報告にいくことも大切ですし、その時、上司が安心できるような言葉を選べばもっと良いですね。例えば、「この報告は、すでに部内でダブルチェックした」、とか「他部署の責任者の方も承認してくれている」とか。

新しいことへのチャレンジをするような時、ある意味リスクもあることについては、「このようなリスクもあると考えられますが、安心できます。なぜなら・・・」と話を進めます。

相手との共通言語、好きな言葉を意識して使ってみましょう。理解して、応援してもらう確率がグッと高くなること間違いなしです。

 

さて、昨年12月から連載しておりました「職場ストレスと上手につきあいココロ軽やかに働く処世術」も、今回で12回目となりました。ここでは、様々な処世術をお伝えしてきましたが、何かひとつでも、皆さんが日常に取り入れて実践してくださっていたら嬉しいです。

次回からは、少し視点を変えて新しいコラムを継続していきます。今後ともよろしくお願いいたします。


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