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矢嶋 美由希 コーチ、セミナー講師 株式会社 Re Prism
自分も相手も気持ち良いコミュニケーションを図りながら、やりたいことを楽しんでいけるちょっとしたコツをお伝えしていきます。 楽しみながら応援される人になってなりたい自分になっていきましょう♪
自分らしく生きるために 自己啓発 2014-02-06
ポジティブことばを使うより大切なこと…

前向きなことばを使うと良い!とか、引き寄せの法則とか…
そんなことを耳にしたことのある人も多いと思います。
SNSでも多くの人が前向きっぽいことを投稿していますよね。
でも、本当にそんな言葉遣いをしていると、ポジティブになれるのでしょうか?

おそらく…無理です!

言葉というのは、その人の思考パターンの表れです。
だからこそ、ポジティブな言葉を使うと良いと言われると
その気になっちゃうのですが、肝心なのは「思考パターン」の方です。

何か出来事が起きた時にどう考えるか?どう反応するか?
ということなのです。

人は、話している時間よりも考えている時間の方が長いです。
一日中喋り続けるってことってないですよね?

でも、喋らなくっても考えていることって多い!
その時に、どんな考え方をしているか?の方が影響が大きいのです。

自分だけでなく、お友達や後輩にも試してみると違いが分かっておもしろいと思うのですが…
「どうせ…」「だって…」「でも…」「だから…」
などの言葉のあとに、どんな言葉を思い浮かべるでしょうか?

「どうせダメだよね…」
「どうせ一時の気の迷いだろ…」
「どうせ最後はうまくいくんだから…」
否定的に考える、肯定的に考える、自分のことと捉える、他人事と捉える…
これだけでも大きく違います。

他の接続詞も同様です。
もちろんその時の状況によるでしょうから、
1回だけで判断できることは少ないと思います。
それでも、その人が前提としている思考パターンには触れることができます。

その思考パターンこそが、いざというときの反応になるのです。
脳内言語はネガティブなのに、
無理してポジティブ言葉を使っているから見ていて痛々しく感じるのです。
自分も違和感を感じるから定着しないんです。

自分の感情を偽って、ポジティブ風に装っても楽しそうに見えません。
日々を楽しめていない人は、魅力的に見えないので目標達成することは難しいです。

むしろそんな人とはお近づきになりたくない。
だったら身につけた方が良いのは、
脳内実況中継のような思考パターンを楽天的にすること!なのです。

具体的には…
自分がどんな言葉で思考しているか?を知ることが第一歩。
その次は、コントロールしやすい反応から変えていきます。

人の反応にはスピードがあります。
条件反射的に素早いものから、時にツッコミを入れたくなるようなゆっくりなものまで…

条件反射的に素早いものを変えていくのは、
ちょっと時間がかかるので扱いやすいゆっくりなものから修正していきます。

実は…ゆっくりなものは、変えやすいんです。
なぜって、あまりこだわっていないから。

それでも、思考パターンを変えると周囲の人の反応が違ってきます。
そうすると、自分も嬉しくなるのでもっと変えたくなる。

条件反射的な反応は、一度反応してからでも構わないので、理想の反応を上書きしていきます。
何度も上書きをしていると、それがだんだん定着していくのを感じられると思います。
そうなったら、あと一歩。

気付いたら、脳内反応が書き変わっているでしょう。

脳内反応が変化すると、人間関係が穏やかになったり、幸福感を感じるようになるでしょう♪

 

 


 


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