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■ 東京ウーマンインタビュー
ものづくりから構造づくりへ 仕事を通じて発信したいこと vol.2
道村:小松さんはTik Tok使ってます?
小松:使ってないです。
道村:使ってみた方がいいですよ。私は出始めた頃に一通り使って、なるほど、だから今の子ってこれが好きなんだというのを自分なりに解釈しました。好き嫌いせずになぜ流行ってるのかをちゃんと見るのは大事ですよ。
小松:そこに羞恥心とかはないですか?
道村:ナイナイ(笑)。とりあえずやってみて納得したので、そうすると30代が入ってきたりタレントが入ってきたりしてるのも理解はできます。何か発信する側の人やPR 業界にいたいと思っている人は、色んな世の中の動向を見て吸収した方がいいですよ。そうするうちに、これは面白い、これはなんかあまり興味ない、と選択しやすくなると思います。情報収集や感度を高くするというのはどんな仕事をしててもすごく重要だと思います。
小松:新しいところに行ったり挑戦する時に、怖いとか失敗したらどうするって考えることはありませんか。
道村:ありますよ。でもやらずに後悔するよりもやってみて反省した方がいいじゃんって思っちゃうんです。だって2、3日経ってああ、あの時行けば良かったな、行ったら何か新しいことあったかなーって後悔する人生っていやじゃないですか。
小松:私は、「失敗して周りに影響したらどうしよう」と考えて、なかなか踏み出せないところがあります。人からの信頼とかってすぐなくなるじゃないですか。それを考えて一歩踏み出す時の大きい壁になってしまって。
道村:不特定多数の人の評価は気にしないことですね。モヤモヤ悩んで引きこもっているよりも、自分が楽しいなと思って決断してるものに対して向かってる時は、自分自身もすごく笑顔で楽しいので、それを見ている友達も家族もみんな応援してくれると思います。
小松:そうですね。道村さんのお話を伺っていると、共感っていったらほんと恐れ多いんですが、なんか「ちょっと似てるな」と感じる部分があって、だからそのご自身の経験とかアドバイスがすんなり入ってきます。
道村:最後に、これからの東北ウーマンについてお聞きしたいと思います。
今の一番の課題はなんですか。
小松:公開当初はVIEW数も多かったんですが、投稿が滞っててあまり更新できてないこと。それと、問題が起きた時にすぐ対処できるような方法を模索中です。
道村:どうなったら東北ウーマンは完成する、あるいは他の媒体と肩を並べる状態になりますか。
小松:「東北ウーマンって知ってる?」「ああ知ってる!」という状態です。
道村:その東北ウーマン知ってると言った人は、何を求めて東北ウーマンを見てるんでしょうか。
小松:今女性進出が言われていますが、そういう考え方の一つみたいな感じで、東北ウーマンも参考にしてもらえたらいいなと思ってます。読んだ人が、「こういう風になりたい」とかそういうきっかけみたいなのを作れるような媒体にしたいです。
そのためにも、私自身の経験量、インプット量を増やさなければいけないと思います。
道村:今後、東北ウーマンをどのようにしていきたいですか。
小松:東北を違う面から知ってもらえる媒体として確立し、他の媒体と肩を並べられるぐらい影響力のあるものにしたいなと考えています。
道村:肩を並べるよりも一歩上に行きましょう!
小松:一歩上に行きます!
1984年生まれ。明治大学商学部卒業後、2007年に株式会社サイバーエージェント入社。子会社経営や新規事業立ち上げに携わり、人事本部では新卒採用や組織活性化などに従事。多くの若手社員や学生と会う中で、幼少期の原体験がその後の人生に大きな影響を与えていると実感する。
2015年に独立し、株式会社ハグカムを設立。
<子どもの「できた!」を育む。>をビジョンに掲げ、いつでもどこでも子どもにとって恩師のような先生に出会えるオンラインスクール事業を展開。
現在は、英会話レッスンを中心とした「GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)」を運営。
株式会社ハグカム:http://www.hugcome.co.jp/
GLOBAL CROWN:https://www.global-crown.com/
1997年生まれ。北海道網走市出身。東北芸術工科大学企画構想学科3年生在学中。東北エリアで働く女性のためのwebマガジン「東北ウーマン」編集長。
大学でPRを学ぶうちに社会への影響力や構造づくりに興味を持ち、東北ウーマンの新規立ち上げに携わる。
東北の女性の様々な働き方や価値観、ライフスタイルを“PR系女子芸大生”の視点で取材し、10代から30代の東北女性に向けて発信中。
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