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井上 ゆき フリーランスライター・編集者・保育士 一般社団法人日本伝統食協会
子どもには野菜を好き嫌いせず食べてほしい、外で伸び伸び遊んでほしい、算数嫌いにならないでほしい! そう願う母親は多いものの、実際は野菜もお外も算数も、ママ自身がニガテだったりしませんか? このコラムでは、日々の取材や8313(やさいさん)としての活動から得た経験・情報を、子育て中のお母さ…
子どもを野菜好き・お外好き・さんすう好きにしたいママさんへ 育児・子育て 2016-07-27
保育園なしで働く、意外といいことだらけです

 

週2週3保育園の人が増えれば、解決するのでは?

 前回のコラム「子連れ出張ができる働き方をつくりました」はたくさんの方々に読んでいただき、ありがとうございました!

「その働き方、憧れます!」「パワーをたくさんもらいました!」

 このように、今まで以上に多くの反響もいただきました。保育園なしで仕事をするということに、興味や関心をもってくださる方が大勢いることが、とてもうれしく、励みになります!

 「保育園に預けなくても仕事はできる」という可能性を、私は少しずつ広めたいと考えています。というのも、待機児童を減らすには、保育園をたくさん作って保育園に通う子どもを増やす(=就業時間や通勤時間の長い人を増やす)よりも、保育園なしでも仕事ができる親(=短時間でも収入が得られる働き方をする人)が増えるほうが、“健全”だと思うからです。

  保育園側の調整の煩雑さは置いておきますが・・・、平日週5日すべて子どもを保育園に預ける人ばかりにするのではなく、仕事を調整して週2~3日預ける人を増やして、1つの保育園を利用できる総数が増えれば、待機児童なんてあっさり解消しますよね?  親側も「うちは週2でお願いしてあとは夫婦で会社にかけあって働き方を工夫して頑張ります」と保育園を“譲り合う”ようにすれば、もっと近くて条件のよい保育園に入れると思いませんか?  ・・・なんて、のんきな発言だと承知していますが、参議院議員選挙、都知事選挙と続くなか、「待機児童対策=保育園増、保育士増」という政策を掲げる人ばかりで、働き方そのものにメスを入れる対策を打ち出す人がいないのは不思議です。

  私のこの「保育園なし」の働き方を熱烈に応援してくれる方が2人いて、おふたりとも保育士さんなのです。保育士Mさんは私の働き方について、こう書いてくれました。

 

「保育園問題、いろいろ言われますが、ゆきさんのような考え方の方に出会えて、私の中のもやもやしていた部分が救われました。ゆきさんのような働き方は業種によっては難しいのは重々承知ですし、それぞれのご家庭の事情があるのも重々承知ですが、それでもいろいろな視点から、子育て中の“仕事だから、朝から晩までの長時間保育は当たり前”という働き方をみんなで少しずつ変えていけたらいいのになと、私はずっと思ってきました」

 

 私は、Mさんのこのメッセージを読んで、涙が出ました。保育士さんも毎日朝から夕方・夜まで子どもたちを預かるなかで、子どもたちの表情や態度からから、さまざまな感情を抱いて葛藤しています。Mさんは「どんな社会が、どんな時間が、子どもにとってしあわせか? 考えてほしい」とも話しています。よく選挙近くになると、「高齢者優先の政策ばかり」と指摘されていますが、この待機児童問題も同じですよね。保育園増・保育士増を掲げるのは子どものためではなく、「働く大人優先の政策」。もし乳幼児が意志を持って投票できるとしたら・・・? ボクのために保育園増やして~・ワタシのために保育士さん増やして~って1票入れるのかな???

 

8/27トークショーに登壇します!

  このたび、来月8月27日(土)に私の「保育園なしの働き方」について、人さまの前でお話する機会をいただきました。今でこそ、「保育園なしでがっつり頑張ってます!!」と堂々と(?)していますが、実際のところは・・・

 ●産休に入る1週間前に、退職するようにと告げられる(すでに33週でお腹が大きく、戦う気はゼロ。あっさり退職)

 ●産後3か月後に来た初仕事は、他人がしたインタビューのテープ起こし→原稿作成(自分だったらこう質問するのに…とテープを聞きながらイライラしてばかり)

●失業保険中に採用面接に行った雑誌編集長からは「0才の子が高熱を出しても、校了日には帰れませんよ」と脅される(某有名主婦向け雑誌。雑誌にはハッピーそうなママばかり載っていますが、現場の女性たちはチガイすぎた)

●ママ友が1歳の4月からみんな会社に復帰してしまい、昼間に会う友達が激減した。

そんな感じでした。ツラかったです。

  こんな状況でも、「小さい子どもがいるのになぜ、働きたいのか? 働くのか?」と問われれば、収入が欲しいということはもちろんですが、私は「自分の持っている能力を使いたいから」と答えます。自分の能力を活かして仕事をして、仕事をしてさらに自分の能力を伸ばしたいのです。若い頃から、ものすごい大金持ちと結婚をして、お手伝いさんに「奥様、お仕事はおやめください!」と注意されたとしても、私は働くことを止めないだろうな~と妄想していました(笑)。結果的に、大金持ちとは結婚せず、旦那さんは「80歳まで自分の好きなことで働き続けてね~❤」と共働き絶賛大希望の旦那さんですけれども。

   会社のマタハラ(マタニティハラスメント)を訴えたり、「保育園落ちた、日本死ね」のような社会の未熟さに怒りを覚えることもありませんでした。こうした負の感情を抱いて自分を消耗してしまうなら、自分と子どものためにエネルギーを使いたかったからです。

  それで、この働き方・暮らし方をしています。

  来月のトークショーでは、これからママになっても働き続けたい方や、いま工夫と苦戦をしているママさんと、どうやって楽しく子育てをしつつ、楽しく仕事をしていくかを一緒に考える時間にしたいと考えています。 妊娠・出産・社会復帰の過程での不安や、育児や家事の負担感、悩みがちなあれこれに、私の体験からいくつか解決のヒントをさしあげられると思います! この働き方・暮らし方に興味のある方、ぜひ聞きにいらしてください。お待ちしています(^^)

 


~保育園なしで働く母さんに学ぶ~

子育ても仕事も収入も“あきらめない”生き方・働き方           

日時:2016年8月27日(土)13時30分~15時30分

場所:新都心ビジネス交流プラザ(埼京線北与野駅すぐ)

参加費:2,000円

主催:妊きゃりプロジェクト(小山佐知子さん)

詳細・申し込みはこちらをご覧ください。

https://www.facebook.com/events/1630930320556181/

 

 

 


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