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河野 真杞 スポーツキッズコミュニケーター i-colorカウンセラー
子どもが生まれ持った素質は十人十色。親とは違うわが子の素質や志向タイプを見つけ、最適なコミュニケーション方法で子どものやる気と個性を伸ばしていきましょう。違いに気づくと親子関係がより快適になりますよ♪
わが子のキラリ☆を発見しよう! 育児・子育て 2016-04-08
母と娘のこじれやすい関係

『親と子』この最も近しい間柄にもかかわらず、お互いの考え方が全く違い、相手を理解できずにぶつかり合ったり人知れず悩んだりしている親子は数多く存在します。

「相手が私を理解してくれない」「相手の言動の意味がわからない」

という親子関係のご相談が私のもとにも多く届きます。中でも母と娘の関係は長きに渡って改善できずにいるようです。

このこじれの原因は子どもが生まれた時点から始まっています。まず子どもが男の子か女の子かで母親の受け止め方が大きく違うのです。

◆母親の息子に対する思い

「息子と娘を比べると息子の方が可愛く感じてしまう」という声はよく聞かれます。男の子には計算のない無邪気さ、単純さ、素直さがあり、それらが愛おしく感じると言うのです。

また、母親には「男の子はいつか独立して離れていくもの」という意識が強くあるため、母の教えを一から十まで強要する事は少ないのです。そして息子が反論してきたとしても「自分の考えを持てるようになってきたのね」とその成長を喜ぶ位なのです。

◆母親の娘に対する思い

これが『母と娘』という関係になった途端に母の意識は全く変わってきます。同じ女性である事により

・私の娘なのだからきっと私の考えを理解してくれるだろう

・私が叶えられなかった夢をこの娘に託そう

​・自分の経験を生かして理想の女性に育て上げよう

・愛する旦那様の気持ちが娘に向いているのが悔しい

など、様々な感情が母の中に芽生え、娘にダイレクトにぶつけられるのです。これらは息子に対しては持たない感覚です。

◆第1子の長女が最も母親の影響を受けやすい

母親から上記のような対応をされても、子どもによって受け止め方に違いがあります。その違いの分かれ目は第1子の長女であるか否かです。

次女や三女は生まれた時から母親と姉(長女)のやりとりを見て育ち日々学習しています。そのため母親から何か強要されても、「はーい」と返事をしつつやらない等、母親の命令を上手に交わして自分のやりたいように進んでいけるのです。

ところが第1子の長女は『親の言う事は守るもの』『親の期待には応えるもの』という第1子特有の真面目な考え方を持っています。そして自分の気持ちは二の次になり、母親の導くまま母親が理想として作り上げた『良い娘ロード』の上を外れないように、一生懸命努力しながら歩み続けているのです。

そして大人になり、周りから見れば羨む程優等生の人生を歩み、充分な収入を得ていても「どこか心が満足しない」という女性が出来上がってしまうのです。その後転職を考え自分らしさを改めて見つめ直した時、この母親の呪縛に初めて気づく女性も少なくありません。

◆「母は母、私は私」の割り切りを

真面目に母親の言いつけを守って良い子で育ってきた第1子の長女さん・・・「それって私の事?」と思った方。「今私は自分が心から望んだ道を歩んでいるだろうか?」と改めて考えてみてください。そして「もし全てを思い通りに変えられるとしたら、私は何をするだろう?」と自分の素直な気持ちをめいっぱいイメージしてほしいのです。ワクワクして顔がニヤけてしまう位わがままに。

そしてそのイメージに近づくために、何か1つ行動に移して新たな一歩を踏み出してみてください。
この一歩は次女や三女にはわからない位勇気のいる事だと思います。その時「お母さんはどう思うだろう?」などと気にする必要はありません。
もしお母さんに反対されても「お母さんはお母さん、私は私なのよ」と穏やかに教えてあげましょう。

春は新たなスタートを切る季節です。1人でも多くの女性が母親の縛りから卒業して自分らしい道を歩み始める事を願っています。


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