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河野 真杞 スポーツキッズコミュニケーター i-colorカウンセラー
子どもが生まれ持った素質は十人十色。親とは違うわが子の素質や志向タイプを見つけ、最適なコミュニケーション方法で子どものやる気と個性を伸ばしていきましょう。違いに気づくと親子関係がより快適になりますよ♪
わが子のキラリ☆を発見しよう! 恋愛・結婚 2016-05-13
結婚前にチェックしておきたい『彼の両親の関係性』

結婚を考える時は誰もが『結婚に必要な条件』をいくつか持っているでしょう。大半は結婚相手に関する条件になりますが、そこに『彼の両親の関係性』や『彼の理想の夫婦像』は入っているでしょうか。

将来嫁姑の関係になる『彼のお母さんとの性格的相性』を事前にチェックする人は多いですが、両親の関係性まで見ている人は少ないように感じます。しかしこれがかなり重要なポイントになるのです。

◆自分の家庭を標準パターンと認識しがち

まず、自分の家庭と理想の家庭像について考えてみましょう。

未婚の段階では自分の家庭以外を見る機会がひじょうに少ないため、家庭像や夫婦像は自分の家庭や両親を標準パターンとして捉えがちです。

自分の家庭では当たり前の事について友人に話した時、他の家庭では全く違うという事実を知って驚いた経験はないでしょうか。その時もれなく交わされるのは

「うちが普通よ」

「違うよ、こっちの方が普通よ」

という会話。誰もが自分の家庭を普通だと捉えやすいのです。

 

◆両親の関係性は将来の夫婦像に影響する

そして、私達は両親の関係性を自分の将来の夫婦像に反映しやすい傾向にあります。

もし、彼の父親は亭主関白派、あなたの両親は対等の仲良し夫婦だったとします。

彼は自然と「結婚したら家事は彼女がメインにやってくれるだろう」とイメージするでしょう。それに対してあなたは「結婚しても全て対等に分担して仲良くやろう」と考えるのです。このお互いの認識の違いを知らないまま結婚し後から知ると、何かと問題が起こりやすいのです。

では、自分の両親の関係性を嫌っている場合はどうでしょうか。

たとえば、亭主関白で家事を一切しない父と家事に追われる母に対して大いに不満がある人は、自分の両親を反面教師にして、将来は夫婦2人で話し合い全てを分担する関係を理想に掲げるでしょう。

 

◆まとめ

どちらの場合でも、理想の夫婦像を考える際に参考にしているのは自分の両親の関係性です。結婚を考えている男性とは、彼の両親の関係性とそれに対する彼の考えを事前に聞いておくことをオススメします。

そして、理想の夫婦像が自分と似ている人の方が、お互いの考えを抵抗なく受け入れられ、ストレスのない夫婦関係を築きやすいと言えるでしょう。
実際、性格が大きく違う2人でも理想の夫婦像が似ていると夫婦として意外にうまく続いているケースが多く見受けられます。

ちなみに私と夫の場合、どちらの家庭も『亭主関白な父・家庭を守る母・兄と妹』で、両親の関係性と家族構成に共通点があったため、夫の亭主関白な態度を見てもどこか自分の父を見ているように感じられさほど拒否感はありません。しかし友達夫婦のような両親の元で育った友人には「なんでそんな横柄な態度を許せるの?信じられない!」と言われる事もよくあるのです。

やはり自分が育った家庭環境は理想の夫婦像に大きく影響するようですね。


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