東京で働く女性のライフスタイルマガジン［東京ウーマン］

「明日も会社に行くのが嫌だ」

「本当は、今の仕事が好きじゃない」

「激務やプレッシャーに押しつぶされそう」

実は、株式会社NTTドコモに入社し、主に法人営業に従事し、所属支店に与えられた目標額を一人で達成するなど、5期連続で目標達成率300パーセント以上を実現し、20代にして3度のビジネス表彰（社長賞）を受賞した方の発言です。

そしてこの方は、私の友人であり、「のび太」のようにマイペースにゆるく自分の目標を達成して、サラリーマンでありながらも営業本を世に出されました。いわゆる私のような暑苦しい体育会系のような営業とはある意味正反対のやり方で営業目標を達成されてこられた方なのです。

もしかしたら、このコラムを読んでくださっている方の中には、この筆者酒井さんのたとえるのび太くんのようにマイペースでガツガツ競争するのを苦手とするタイプの方もいらっしゃるかもしれません。

また、拙書『「残業絶対ゼロ」でも売れる私の営業法（日本実業出版社）』を読まれた方の中には、「それができれば苦労しないよ」と思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。

どちらかというと、私自身は、一般的な営業ノウハウ本を読んでもそれほど違和感を覚えることはありませんでしたので、そのまま真似ることも多々あり営業してきたのですが、営業そのものに苦手意識を持たれている場合には一般的な営業ノウハウ本がストレスになったりする方もいらっしゃるのだと思います。

もしかしたら、そういった方にとって、酒井さんのデビュー作『のび太でも売れます。（水王舎）』は、処方箋になるかもしれません。

私が読んだ中で、営業を苦手だと思っている方にとって処方箋になるなあと思った点で、

●ノルマでプレッシャーを感じているのなら・・・

「どうしてもノルマのプレッシャーに押しつぶされそうになります」

セミナーで講師をさせていただいた際に最も相談の多い内容です。

私の場合にはノルマを達成するにはノルマ以上の圧倒的な営業量を設定して、当初のノルマなんて楽勝だと思えるくらい、ノルマに焦点をあてるのではなく、営業先を増やすというやり方で結果としてノルマを達成していました。

しかし、このやり方をお伝えすると、「先生は体育会系だから・・・」と惹かれてしまうこともあるのです。

そんな体育会系のやり方は合わないと思った方は、酒井さんのやり方をオススメします。

「ノルマを追いかけるより、お客様に寄り添う」

仕事として働くこと以外にも、学んだり、遊んだり、感動したり、自分の生活を楽しんでいるはずです。ですから、仕事においても境界線を作らず、そのままのあなたでお客さまと接してみてください。

と、マイペースなやり方もあるんだと気づかせてくれます。

他にも、

●営業先に生きにくさを感じているのなら

●後輩に慕われたいと思っているのなら

●周りの人とギクシャクしてると感じているのなら

●折れた心を回復させるためには

など、営業であるなら一度は感じたことのあることの処方箋が、私がお伝えする体育会系よりの営業法に比べるとやさしくて飲み込みやすい方法で説明してあります。

特に、これまで一般的な営業ノウハウ本を読んでも、受け入れられないと思った方に、『のび太でも売れます。（水王舎）著：酒井晃士』をおすすめします。