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植野 由芙子 営業コンサルタント 植野 由芙子
「ダラダラ残業している現状を変えたい」「家庭の事情などで残業をゼロにしたい」「最低限の時間で圧倒的な結果を残したい」そんなあなたのための処方箋のような内容です。
17時までに成果を出したい方へ キャリアアップ 2015-09-07
「地方」でもうまくいく「安定的」で「強い」営業法

東京ウーマンのコラムの連載をはじめて書かせていただいた時には、東京に事務所を構え営業コンサルティング会社の代表として活動しておりましたが、1年半前に、地元(京都府福知山市)に戻り、家業である株式会社サンプラザ万助(婚礼・宴会場)と株式会社ユークリエイト(WEBデザイン、営業コンサルティング)にて経営を行っています。

 

東京では、上場企業など大手企業が中心の法人営業を行っておりましたが、現在は、中小企業、個人事業主を中心とする法人営業および個人営業を行っています。

 

今回からのコラムでは、「都心」と「地方」の売上を上げるための営業方法の違いについて、記述していこうと思います。(※「都心」と「地方」と言っても、様々な企業や環境があるため、一概に断言できるものではありません。あくまで、私見である旨ご理解いただいた上ご一読ください)

 

「地方創生」という言葉で、地方ビジネスが注目を浴びていますが、ニュースで良い面ばかりが先行していて、「都心」に比べて、現実問題としてかなり厳しい状況にあるというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

実際に、「都心」と「地方」で、人口が大きく違いますし、売上を上げることは「都心」よりも難しいと一般的にいわれています。

 

私自身、「都心」から「地方」へ移り、営業の違いなども体感しておりますし、「都心」で働く友人からも『「地方」で売上を上げるのはとても難しいんじゃないの??』と、言われることもしばしばです。

 

余談ですが、私が移り住んだ「福知山市」という地域は、人口約8万人弱の市ですので、全国にもこの規模の「市」はたくさんあり、より多くの方に参考になるのではないかと思います。

 

幸いいろんな企業の方と接することが多い仕事についておりまして、「地方」に移り住んで1年半の間にも多くの企業との接点がありました。

 

「地方」であっても、売上や業績を安定的に伸ばしている企業はあります。

 

そういった会社が実際にどのような営業活動をしているのかというと、拙書『「残業絶対ゼロ」でも売れる私の営業法』にも書かせていただきましたが、自分の会社あるいは自分自身を中心核とした、プラットフォームを作り上げるという方法です。

 

例えば、企業同志をつなぐための会を作り、主催者をするというものです。

 

主催者で会を続けていけば、苦労もありますがそれ以上に信頼を得ることができ、情報が主催者に一気に集まるためビジネスチャンスもたくさんやってきます。

 

すでに、大きな会が周りにできあがっている場合には、主催の側近として、面倒な仕事や役を引き受け、全力でその会をサポートする役に徹します。

 

そうすることで、主催者からの信頼を得るばかりではなく、その様子をみていたその会に参加されている方からの信頼を得ることができます。

 

ただ、会を主催する際に、気をつけなければならない点があります。

 

◯自社の利益だけを考えない

◯闇雲に集客せず、良い企業だけを集客する

◯細く長くそして徐々に拡大していける会にする

 

こういったビジネスコミュニティの作り方、プラットフォームの作り方については、他にもたくさん参考になる本が書店に並んでいますので、参考にしてみてください。


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