仕事のパフォーマンスを上げるために意識したいこと |
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仕事の質やパフォーマンスを上げたい!そして、やりがいも増やしたい! きっと働く女性の多くがそう感じていることと思います。 そのうえで大切にしたいポイントを、私の経験に基づいてお伝えしますね。
苦手や弱みの領域で仕事をすると・・・?
以前の記事にも書きましたが、私は数年前、うつ症状が出るほど仕事で追い詰められていた時期がありました。 その時私は、元々やっていた接客指導インストラクターの仕事からは少し離れて、同じ社内でも全く畑の違うIT部門で、新しいプロジェクトの立ち上げに参加していました。 それまでアパレルの販売現場に携わる仕事をしていた私にとって、緻密さの求められるPC作業や、経験の無いプロジェクト管理の仕事は、まさに未知の領域。 最初は期待に応えようと頑張っていましたが、そのうち仕事に向かうのがしんどくて、頭痛や動悸など体調にまで異変が起こるようになりました。
今では、その時のことを笑い話として話せますが、当時は本当にしんどかったです。 他の人は当たり前にできることなのに、どんなに注意しても努力しても、自分がやると失敗ばかり。 私はこのプロジェクトに関わることで、何か貢献できているんだろうか? むしろ迷惑をかけている状態で、私がいる意味はあるんだろうか?と、精神的に日々追い詰められていきました。 激務であったことがうつ状態に陥った直接的な原因ではありましたが、「自分の苦手なことをやり続けること」が心身に及ぼす影響の大きさを、身を持って感じた経験でした。
「強み」にフォーカスしたことによる、パフォーマンスの変化 プロジェクト立ち上げのたった4ヶ月で心身がボロボロになった私でしたが、その後上司に相談して、私の能力とキャパシティに合った「強み」を発揮しやすいポジションに配置転換してもらうことで、徐々に元気を取り戻すことができました。 もちろん、そのポジション(=研修講師アシスタント)の方が、仕事の成果を上げられたことは言うまでもありません。 他の人にとっては難しいことでも、自分にとってはナチュラルに、しかも質も高くできてしまうこと。 それが「強み」です。 例えば私の場合ですと、ルーティンワークを正確に行うことはとても苦手ですが、日々変わる状況に対応することは得意です。 また、物事に対して即時に判断・行動したり、スピード感を求められることは苦手ですが、行動を起こす前にじっくり打つ手を考えて提案することは得意です。 こういった私の強みと上司の持つ強みは全く異なっていたため、チームを組んで仕事をするうえでとても助かる!と言われ、感謝されました。 自分にとっては当たり前のことでも、相手にとっては違うんですよね。 やはり弱みにフォーカスするよりも、強みにフォーカスした方が、圧倒的にパフォーマンス力は上がります! これは私が身をもって感じたことです。
「強み」を意識することの大切さ たしかに仕事をする時、未知の領域への新たなチャレンジも大切です。 でも、その時に自分の特性や資質を強みとして発揮できるかどうか?という見極めも、同時に大切なものになってくると思います。 自分に自信を失って委縮した状態で仕事をするよりも、自分だからできること・他の人にはない強みを発揮して仕事をすることで、周りに還元できることも確実に大きくなるからです。 そのためにも、自分だけの「強み」を自覚することが大切ですね! |
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