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矢嶋 美由希 コーチ、セミナー講師 株式会社 Re Prism
自分も相手も気持ち良いコミュニケーションを図りながら、やりたいことを楽しんでいけるちょっとしたコツをお伝えしていきます。 楽しみながら応援される人になってなりたい自分になっていきましょう♪
自分らしく生きるために 自己啓発 2015-05-07
「自信がない」を分析してみる

「自信がない」ということがきっかけでコーチングに興味を持つ方がいらっしゃいます。

「自信がある!」と言い切れる人は、それほど多くないようです。

当然ながら、すべての事柄において万能な人はいませんよね。
だから、ほとんどの人が「自信がない」ということになります。

でも、いかにも「自信がないんだろうなぁ〜」という人がいる反面、

「いつも自信にあふれているように見える!」という人もいます。

 

じゃあ、「自信がない」っていう言葉って、どんな意味なのでしょうか?

多くの方が使っているのは、「ここまで到達したいのに、なかなか到達できない」状態のことを「自信がない」と表現しています。
これは、自分の見立てが予想(予定)と違った場合もありますが、求める基準の高さと捉えることができます。
それ以外にも、
「やったことがないからやれるかどうか分からない」という未経験。

「自分より上手な人がいるから」という比較。

「前にもうまくいかなかったから」という思い込み。

など、「自信がない」と感じる感情で分類することも可能です。

「自信がない」という言葉につながっている行動で分類してみても、またおもしろいでしょう。


「異性にもてない」

「営業成績がよくない」

「◯◯の習得に時間がかかっている」

「学校の勉強が平均以下だった」

 

「異性にもてない」も、おそらく不特定多数の異性に、むやみやたらにもてたいのではなく、特定の異性(自分の好きな人)に好かれたい。
という細分化された行動になっていくでしょう。

 

「自信がない」というのは、自分の能力を過少評価している部分もあるかもしれませんが、「もっと高いレベルの基準に到達したい!」という向上心の現れである場合がほとんどなのです。

 

でも、せっかくの向上心を「自信がない」と表現してしまうのは残念です。

自分が本来目指していくものと、口にして耳から入る言葉のイメージがかけ離れてしまっているのです。

 

むやみやたらに「自信がない」と口にするくらいなら、自分の目標として「◯◯になったら良いと思っている」「◯◯したい!」と自分を応援するような表現に変えていくのもひとつの方法です。

「自信がない」というのは、漠然としている曖昧な言葉です。
具体化していくことで、もっと適切な表現が見つかるでしょうし、
適切な表現を使った方が楽しく生活していけると想います。


言葉は、単なるラベルであって全ての意味を示しているとは限りません。
もっとも伝えたい意図を、無意識に使っている単語の中に埋もれさせてしまわないようにしたいものです。


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