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内藤 由貴子 カラー&心理セラピスト、フラワーフォトセラピスト フラワーフォトセラピー協会
忙しくて目の前の仕事を追ううちに、自分が何を感じどう生きたいのかわからなくなっていませんか。心理学と色の言葉をつなげる心理・カラーセラピストとして、約15年間、主にワーキングウーマンのご相談にのってきました。色を知って自分に還り「私色」を生きる方法をお伝えしていきましょう。
あなたのこころの声に耳をすましませんか? 色を知って「私色」を生きる方法 メンタルカウンセリング 2015-10-15
「引き寄せ」を妨げられていませんか?

心理&カラー、フラワーフォトセラピストの内藤由貴子です。最近、「引き寄せ」という言葉を使うことが、とても増えました。書店に行くと、違う著者で「引き寄せる」本がたくさん並んでいます。
きっと「望むものを引き寄せられない」と思う人がとても多いのでしょう。

 私は、引き寄せの方法について、自信をもってお伝えすることはできないのですが「ああ、『これ』があると、引き寄せは、妨げられるだろうなぁ」ということはわかります。
 もちろん、その妨げを解決する方法も。

「これ」というのは、こころの奥に潜む「禁止令」のことです。

 禁止令というのは、自分が自分に出している禁止命令のこと。禁止事項は、自分が幸せになること、そして本物の愛を実らせること。そして自分の健康を禁止している場合もあります。

● 「禁止令」の例は

 健康に問題がある人の場合、子どもの頃、病気をすると、いつもは忙しいお母さんが、自分の傍にいてくれ、優しくしてくれた体験があるかもしれません。病気とはいえ、そんな悪くない恩恵を受けて病気が治りりにくい場合もあります。もちろん、仮病ではありません。大人の場合では、仕事にいかなくてもいい、自立しなくてもいい、ということにメリットを感じる人は、やっぱり治りにくいことがあります。そんな健康の場合は、禁止令にもなんとなくうなづけるでしょう。

しかし、幸せや本物の愛ほど、自分に禁じてしまうことを想像できますか。

 そもそもなぜ、自分にとって良きことをなぜ禁止してしまうのかを考えてみます。実は、禁止した方が、自分にとって都合がいいからなのです。健康の場合は、健康以上のメリット、お母さんが優しくする、仕事にいかなくていい、というような病気以上?に自分には都合がいいことがありました。
  では、幸せや本物の愛を禁じるとは、いったいどういうことなのでしょうか。

●「禁止令」の背後にある罪悪感

それを説明するにあたり、一つお伝えしておきたいことがあります。

 それは、このような禁止令を持つ人に、罪悪感がある人が多いのです。しかも、厄介なことに罪悪感は、自分に罰を与えようとする欲求を作ります。
 しかし、その罪悪感は、罪に該当する自分が悪いことをした事実が存在しないケースがほとんど。つまり、言われない罪?を償うために、無意識に自分が自分に罰を与えようとするのです。

 もう、お分かりだと思いますが、これが、自分に幸せや本物の愛を禁じてしまう、こころに起こっている仕掛けです。幸せになったり、素晴らしい愛を受け取ってしまうと命令違反となります。幸せを手に入れない、愛を実らせない、その方が都合がいいことになります。

●禁止令を無視すると?

 その仕掛けに気づかずに、ブレーキをアクセルに変えて踏んでしまうと、どうなるのでしょうか。
その場合、、命令違反をした罪を償わなければなりません。つかんだ、あるいはつかもうとする幸せや愛の大きさと同じくらいの揺り戻しが起こることがあるのです。

 具体的には、病気や事故、家庭不和、自分の立場を失墜させること、受験生なら合格確実の本命校の受験日に熱を出す… などが起こり得ます。 

 脅かすようですが、私自身にもこういう体験があるのです。会社員時代、人一倍、自己実現欲求が高かった私にとって、当時、仕事で自分が必要とされうことがやりがいとなり、自分では天職だと幸せを感じていました。そんな幸せな状況がピークになった時、突然、私は病に倒れました。しかも、1度ならずも、2度までも。
 自分の中のこころの仕掛けに気づきようもなかったので、一度職場復帰をして同じ状況を作ったら、またもや別の病気で倒れました。実はどちらも命の保証はありませんでした。

 今なら、自分にかかっている禁止令ブレーキをものともせず、「頑張って」アクセルを踏んだことで、得た幸福な状態に見合うだけの 揺り戻しを受けたのだとわかります。

 だから、多くの人が幸せを目の前にしたチャンスに一歩踏み出せないのは、禁止令が理由なら、身の安全確保のためなのです。
 しかしそれでは、引き寄せ以前に、その幸せや愛を拒否していることになります。

●禁止令は、思考ではなく感情レベル

 以前、こんな話をした時に、心理学などを学んでいる方に「それはいわゆる思い込みなのだから、思考パターンを書き換えれbいいのでは?」と質問を受けたことがあります。確かにそれで解決できる場合もあるでしょう。
 でも、ここでお伝えしている禁止令は、思考より奥の感情が原因になっています。頭で書き換えたところで、理屈の通らない感情は、言うことを聞いてくれません。

 さて、具体的な罪を持たないのに罪悪感を持つ理由は、何でしょう。考えられることの1つは、乳幼児期に、病気やケガなど、痛い、辛い体験をしたとします。これには、難産で生まれた場合(バーストラウマなど)も含みます。

 すると、まだ思考が発達していない子どもは「そんな辛い思いをするのは、きっと自分が悪い子だから、罰を受けたんだ」とインプットされてしまいます。もちろん、小さな子供に責任はありません。罪悪感だけが、こころの奥に刻まれ、残ってるケースです。

 あなたが悪いわけではありません

 罪がないのに罪悪感を償うために、幸せ、そして本物の愛を自分に禁止しているのは、理不尽です。
 「病気の方が得だ!」というケースも紹介しましたが、一方で痛い辛い思いをする方が、自分を罰するのに適していれば、やはり幸せや愛と同様に健康の禁止令が作られてしまう場合もあります。

●「引き寄せ」を妨げられないために

 「そんな禁止令は、特殊なケースでは?」と思われる人もいるでしょう。でも、私が多くの相談を受けるセラピストという立場を割り引いても、かなりの頻度でいらっしゃいます。

 解消の仕方は、フラワーフォトセラピーの禁止令用の花の写真を使う方法です。その写真の花の絵を描くだけでも、かなり解消が可能です。実績はあるので、そう馬鹿にしたものではありませんよ。

 幸せや愛の禁止令があると、きっと「引き寄せ禁止令」も、もれなくついてきます。禁止令がなくなれば、望むものの引き寄せもうまくいくのではないでしょうか。

*今回の写真は、フラワーフォトセラピーの禁止令用の写真ではありませんが、最近私が撮ったものから、今回のテーマに役立ちそうなものをチョイスしました。セピアのようなモノクロームな写真は、シャドウ(こころの奥にしまった感情)に光を当てようとするイメージです。花は、宇宙を意味するコスモスです。この写真が好き、嫌いというように、気になるなら、眺めていただいたり絵を描いてただいてもいいと思います。

 


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