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滝澤 十詩子 歌人 こころカンパニー
このコラムは短歌についてと歌人十詩子の日常を感じるままを書いているコラムです。短歌に対するむずかしい印象や高い敷居がなくなっていくと思います。あなたの人生が豊かで実り多いものでありますように。
東京女子ほっこり短歌 趣味・カルチャー 2015-01-12
あけましておめでとうございます!~『こころうた』について~

新年あけましておめでとうございます。

どのような年末年始をみなさん過ごされましたか?

私は姉妹が多く結婚している子もいるため、
そちらの家族とも会ったりと新しい親戚との交流がふかまった年末年始でした。

そして、酒飲み一家の我が家は
もともと買い揃えていたお酒の中に、持ち寄られたお酒が追加されて、
やたらお酒にあふれる年末年始にもなりました。

 


さて、私は短歌を詠んでいるのですが、
短歌というとどうしても伝統芸能として見られたり、
「ああ国語苦手だから」とかいう理由で、
敷居が高く感じられている人が多くいるんだなということを
薄々感じてはいたけど、そんなことないし!!
と、意地を張っていました。

でも、意地を張っても事実は変わりません。
(あたりまえです。)


ただ、私が詠んでいる歌は、きっかけもさることながら、
内容もまったく敷居が高いものではないので、
(グラコロとかもあるんですよ!w)
そのギャップをなんとかしたいなあと思っていました。

 

そして、このたび私が詠んでいる歌を


『こころうた』


と名付けることに。


『こころうた』は
自分の気持ちや感情を言葉にして、
和のリズムにのせた歌です。
57577の短歌のリズムでも、
575の川柳・俳句のリズムでもいいと思います。
金子みすゞ的な自由な五七調もありかなと思っています。


こころうたを詠むと、
自分の感情や気持ちを、不思議と普段だったら言葉にできないようなことも、
言葉にすることができます。

自分の感情の動きや人の心の動きに敏感になるので、
より自分を知り、人を知ることができて、
世界が面白くなったりもしました。

なぜか、5文字・7文字のリズムにのせると、
感情が乗っかりやすくて、
ただ言葉にするよりも気持ち良かったり、
人に伝わりやすかったりするのです。

5文字・7文字がどうしてこんなに日本語と相性がいいのかはわかりません。
まだ日本語に平仮名もカタカナもなかった万葉の時代から、
五七調の詩が存在したことは、5文字7文字と日本語の相性がいいことの
証の一つだと思います。


2015年は、この『こころうた』を、広める活動をしていきます

1月31日(土)に渋谷で『こころうた』を詠む会を開催します。
この掲載と間に合えば、東京ウーマンさんのサイトでもイベント告知いたしますので
ご興味ある方はお越しください。

 

和心のリズムにのせた『こころうた』ぴょーんと広がれ大きな空へ


十詩子


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