植野 由芙子 営業コンサルタント 植野 由芙子 「ダラダラ残業している現状を変えたい」「家庭の事情などで残業をゼロにしたい」「最低限の時間で圧倒的な結果を残したい」そんなあなたのための処方箋のような内容です。 |
仕事の9割は「雑用」 |
「私の仕事は雑用ばかりで本当にやるべき仕事ややりたい仕事をする時間がない。」 20代前半の方に多い愚痴です。 40代のリーダーは分かっています。 本当にやるべき仕事ややりたい仕事は、就業時間のうち1割あれば十分であるということを。 例えば、経理部であっても経理の仕事ができる時間は就業時間の1割。 営業部であっても営業の仕事ができる時間は就業時間の1割。 では、就業時間の9割は何なのか?? それが、「雑用」という仕事なのです。 上司から周りからお願いされる仕事と自分から進んでする仕事があれば、前者はどうしても「雑用」だと思えてしまいます。 しかし、会社に所属している以上、会社として必要な仕事、すなわち、上司から周りからお願いされる仕事が9割以上を占めるのは当然のことですので、「雑用」だからやらないと言うのでは通用しません。 では、自分が経営者となり起業家となり働けば「雑用」の時間の割合が減るかというと、そうではありません。むしろ、経営者や起業家の仕事の割合は1割をきり、「雑用」と呼ばれる仕事が9割5分占めます。なぜなら、お客様や周りの会社からお願いされることが仕事になるからです。 40代のリーダーは、だからといって本当にやるべき仕事ややりたい仕事をおごそかにしません。 すなわち、「スキマ時間」をうまく有効活用できるようになります。 「スキマ時間」をうまく活用するには、拙書『「残業絶対ゼロ」でも売れる私の営業法(日本実業出版社)』の「こだわらない(P.51~)」にも書かせて頂いております。 (訪問(営業にとっての本業)以外の仕事をスキマ時間でこなすには、仕事の細部にこだわってはいられません。マジメな人ほど資料づくりなどに時間をかけてしまいがちですが、それでは「残業絶対ゼロ」を守ることは不可能です。こだわりを持つこと自体を否定しているわけではありません。そのこだわりがノルマ達成につながるものなのかをしっかり見きわめ、基本的には、仕事の細部については「こだわらない」姿勢を持つことが大切です。) 「スキマ時間」をうまく活用していただき、時間生産性の高い働き方へ。 |
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