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米井 佳寿子 ベビーケアスペシャリスト 株式会社チェンジウェーブ
「子育て」からはじめるジブンと未来変革
「子育て」からはじめるジブンと未来変革 育児・子育て 2014-04-11
「子育て」がジブンの未来をかえたワケ

私は以前、外資系IT企業でITコンサルタントとして働いていました。このキャリアチェンジには驚かれるのですが、私の中にずっとある「人に対する興味」で一貫して繋がっています。前職で疑問に感じていたこと。それは、どうすれば人は「変化」することができるのか?ということです。

当時私は、「グローバル案件の実績」と「英語力」だけでプロジェクトにアサインされることが多々ありました。逆に言うと、社内で「英語の運用能力」があって、「グローバル案件を担当」したことがある社員があまり多くなかったのです。英語力も経験もあるリソースを創るには、若い世代が5年10年かけて知識・経験を積むより、先輩を変えることが近道なのではないか?と思いました。そこでマネージャーに頼み込み、先輩たちに殻を破って「変化」して欲しいという想いで社内で英会話教室を主宰し始めました。

でも、「人がガラリと変わる」ってなかなか難しい、というのが正直な感想でした。どうすれば、何千年もかけた地層のように積み重なった分厚い殻を破る勇気が湧いてくるのか?そうだ、「人の育ちの本質」=「子ども時代」に迫るしかない。元々教育に興味があったし、いっそ留学でもしてくるか?!

そんな事を悶々と考えていた頃、偶然ChangeWAVE代表の佐々木裕子と出逢い、「子ども」と「家族」に寄り添う事業として、creche bebeを立ち上げることになりました。

驚くべきことに、creche bebeでの事業を通して、人がキラっと成長する瞬間を何度も目の当たりにすることになりました。私が頑張っても変えられなかった大人を、子どもたちはいとも簡単に成長させてしまうのです。子どもには、大人のカチコチに凝り固まった既成概念を溶かして、モノゴトに柔軟に適応していく勇気を灯す不思議なパワーがあると感じます。このパワーの本質に迫っていけば、人が変化するメカニズムに一歩近づくような気がしています。

そして、子どもたち自身の学ぶ力にも驚かされ続けてきました。新しい環境や物事に出くわしても、それを柔軟に吸収したり、自らを適応させたりしていく「学びの天才」である子どもたち。失敗しても、尻もち着いても、諦めない・折れないハートの持ち主たち。

こんな風に、子どもたちが果敢に挑戦できるのは、いつも見守っている「家族」、そして自分は無条件に愛されていると感じられる「安全地帯」があればこそです。子どもが前向きにチャレンジできる環境を整えることは大人たちの義務であると日々感じると共に、子どもたちの前向きな姿からも私達大人が学ぶことは沢山あります。

例えば、自分は周りから必要とされていると、感じること。転んでも後ろでちゃんと見守っていてくれる人がいると、信じること。「自己肯定感」を心深く持つことができれば、大人だって、自分の殻をぐんぐん破って新しい世界にチャレンジしていくことができると思うのです。一人ひとりが、変化を恐れず、成長し続けていくことができたら…きっと、未来はもっともっと変わるハズ。


少し大きな私の夢を語ることと、「子ども」×「大人」の接点を増やしていくことで、ひとりでも多くの大人が、子どもが生まれながらに持っている力を信じたり、「個」として尊重したり、子どものことを正しく認識することができて、将来子どもを持つことへの不安が少しでも減って、子どもたちの将来を真剣に考えていく大人が増えていく…そんな未来をつくりたい。

こんな風に、私の中に多くの気づきと夢を与えてくれる子どもたちを、心から尊敬すると共に、彼らがこれからの世の中を逞しく生きていくための環境や関わり方を日々模索しています。

私が一番子どもによって「変革」させられた大人なのかもしれませんね。



 


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